ただ狂おしいほどに愛した魂の半身
螺旋が紡いだ禁断の恋の物語 (帯から引用)
収録作品は表題作含め5編。
「月光奇譚」
偶然見つけたビスクドールのお店。
そこで出会った若い店主に心を引き寄せられていく…。
「engage」
秘密の山小屋に住んでいたのは若い青年だった。
時は流れる。私は出会ったころから成長していくのに、あなたは何も変わらない…。
「スフィア 〜月の螺旋〜」
双子の禁忌の物語。
生まれたときから当たり前のように身近にいたふたりは、いつしか愛し合うようになっていた。それがいけないことだとは知らずに…。
やがてそれがいけないことだと知ったふたりは、お互いから離れようとするが…。(裏表紙から引用)
「早春譜」
図書館で出会った綺麗な男の子。
他の女に取られるぐらいなら、どんな手段を使ってでも欲しいと思った…。
「続・早春譜 〜4 years later.〜」
「早春譜」の続編。ショートストーリー。
「ラブストーリー」
キレイでいたい。一番キレイな今のまま世界が終ってしまえばいい。
そう願う15歳の少女が光の中で見つけたものは…。
他のTL作品では類に見ない幻想的な作品が並んでいます。
好みに合致すれば良作でしょうが、単なるラブストーリーが読みたい人にとっては駄作になってしまうかもしれません。
タイトルと表紙とビスクドールという言葉が気になった人にはお薦めができる一冊です。
私は個人的に作者さんのファンで、こういった雰囲気が好きということもあり評価は甘めの☆5つです。
ちなみに「月光奇譚」「engage」「スフィア」は三部作になっているので、そこそこ読みごたえはあります。