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5つ星のうち 5.0
堀口大學の第一詩集。,
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レビュー対象商品: 月光とヒ゜エロ (愛蔵版詩集シリーズ) (単行本)
詩集『月光とピエロ』は、翻訳家として高名である一方で、その詩業をシカトされがちな堀口大學(なぜかこの詩集では"大学"と書かれているけれど)の第一詩集である。 収録詩の多くは文語詩であるが、どれも口語的にくだけた感じの文語なので普通に楽しめると思う。勿論、口語の詩もある。 収録作品には短めの詩が多く、 ロマンティックな内容と、研ぎ澄まされたことばの触感がなんとも気持ち良い。 口語の散文の柔軟性を十二分に備えながら、詠唱して楽しむべき韻文、という体をきちんと守っている。 感嘆符をたくさん使用するのもこの詩人の特徴かもしれない。 書名になったピエロ関連の詩が最も印象深いのだが、 ほかにも「十一月に降る雨」「接吻への招待」「夕ぐれの時はよい時」など、珠玉の作品が並べられている。 なお私のイチオシは「秋のピエロ」である。 口をoの形にして、秋ぢや!秋ぢや!と、おどけてみたくなる。
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