これで最後、恋人と別れるつもりで出掛けた海辺の旅館で起こった奇跡と
は?(表題作)
昭和が昭和であった時代。ぼろアパートに住む僕の部屋の隣には、間抜けで生真
面目で、だけど憎めない駄目ヤクザが住んでいた......(風蕭蕭)
深き余韻と感動、そして時にはユーモアで心をほぐしてくれる11の物語。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いい本でした,
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レビュー対象商品: 月下の恋人 (単行本)
短編というのは単に短いお話だと勘違いしているような作品が多くなっている中、さすが浅田次郎氏である。収められた作品の水準は一定のレベルであり、面白い話がいくつもあって満足。 なかでも同じ主人公をつかった2編を特に面白く読んだ。 特に司馬遷と任侠映画を引き合いに出し、隣の部屋に住む無礼で恥知らずでバカなヤクザを描いた作品は秀逸だった。 詳しくは書かない。面白いから読んでみて欲しい。 明日人に薦めたい本である。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
異次元への入り口,
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レビュー対象商品: 月下の恋人 (単行本)
ありふれた日常の中に、すっと異次元の世界の入り口が口を開き、その世界の不思議に身をゆだねていると、いつかまた日常に帰る…。そんな展開の小説が多かったように思います。(「地下鉄に乗って」もそうでしたね。) そういう意味ではちょっと作風がマンネリ化してるような気もします。文章は抜きん出て上手い作家さんなので、あまりミステリー的な要素は含めずに、さらりと人生や日常を書いて欲しい。そして読者を「別世界」にいざなって欲しいと思うのですが…。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
安定感,
By アガタ (豊橋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 月下の恋人 (単行本)
浅田さんの作品は、どれも安定していて、安心して読めます。「情夜」50過ぎの独身男に届いた見知らぬ女性からの手紙。 「告白」不器用な父と娘。 「適当なアルバイト」暇な大学生が始めた遊園地のバイトで経験した不思議な出来事。 「風蕭蕭」前作の大学生と同じアパートに住むヤクザとの関わり。 「忘れじの宿」翻訳家の秘めやかな恋 「黒い森」晩婚を決意した商社マンの相手は・・・。他5話 計全11話の短編集。 ふわっとした結末が多いので、その後を想像するのが楽しくなる作品集です。
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