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月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)
 
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月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) [文庫]

ロバート A.ハインライン , 矢野 徹
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 592ページ
  • 出版社: 早川書房 (1976/10)
  • ISBN-10: 4150102074
  • ISBN-13: 978-4150102074
  • 発売日: 1976/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 232,573位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 SFとしてではなく、小説としても一級!, 2006/8/17
レビュー対象商品: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) (文庫)
いまさら私が何を言っても、この作品の素晴らしさは普遍でしょう。
ハインラインは自他共に認める右フックの人ですが、その人が革命物を書く、このすごさ。
おまけに革命の計画遂行の仕方などは、ちょっとそこにいる赤軍派のお兄さん、お姉さん、読んで参考にしてね、と言いたくなります。
月世界での生活、そして一妻多夫性の社会制度など、ウーンとうなりたくなる説得力があります。
そして月世界の独立のためにひとつひとつやり遂げていく姿勢。確かにマイクロフトという万能コンピューターがいたおかげですが、
それ以上に人間のあり方が重要なファクターです。
とにかく、右翼のガチガチと思われていたハインラインが決してそんな枠に収まる人ではないことを証明した作品です。
「悪徳なんかこわくない」などではさらにハインラインの前衛性がわかります。
とにかくすごい人でした。

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33 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ハインラインの先見性に改めて驚かされます, 2006/5/31
レビュー対象商品: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) (文庫)
”宇宙の戦士”もそうですが、今書かれたとしても十分に通用する内容です。やっぱり名作は色あせないってことなんでしょうね。

ハインラインは、何十年も前に発表したこの作品で、現在のネット社会に通じる未来をすでに予見しています。
今になって読んでみると、改めて彼の偉大さを理解できます。

物語の舞台は、移住した人類が月に築いた月面都市です。この都市では、あらゆる生活インフラが複雑なコンピューター同士の接続
(今ではあたり前のネットの概念にちかい)によって処理されており、ある日突然、その複雑な接続の中から意識体が生まれます。
この意識体が物語りの核となるのですが、このアイデア自体すごいと思いません?
この小説が書かれた当時はインターネットすらなかったのですから。

他にも戦争や革命の要諦、他者との交渉術(外交)といった内容にも、軍隊経験者のハインラインらしく、
踏み込んで描かれており、組織マネージメントという観点から読んでも、とても興味深い内容になっています。
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30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 元気の出る長編SF AI&独立戦争物, 2003/11/27
レビュー対象商品: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) (文庫)
古典的なSF長編エンターテイメントの傑作だと思います。
地球の支配を受ける月の独立戦争を描く作品です。
ロシア系のディテールも入りますが
アメリカの独立戦争や、アイルランドの独立戦争がイメージになっているようです。
主人公のコンピュータ技師はオーストラリア移民のアイリッシュ。
パブでアイリッシュシチューを食べているシーンが泣かせます。

古いノリですがアメリカではさぞかし受けただろうと
思えます。

「無料のものはない」という厳しい環境の中で営まれる
月世界の共生家族制度「ライン」や慎ましくもたくましい
家族の生き様や情熱が現代の我々に示唆するものは大きいと思います。
美しく知的なヒロイン、ワイオミングはマトリックスのトリニティの
原型の様にも思えます。

SFの形をとりながらも、自由を求める人々の強烈なうねりと熱気がこの本のテーマなのでしょう。
愛らしいコンピュータと人間群像を見事に描いた作品です。

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