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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
惜しい。。。,
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レビュー対象商品: 月の裏側 (幻冬舎文庫) (文庫)
叙景詩としては全く素晴らしい。このような空気感を持つ作品は滅多に無い。ただ、その素晴らしい叙景にストーリーが上質に絡み合ってるとは言えず、通俗的に例えると「麺が全くダメな素晴らしいスープのラーメン」。一読の損はないが。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「個性」と「マジョリティ」,
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レビュー対象商品: 月の裏側 (幻冬舎文庫) (文庫)
水郷の町で起きる奇妙な連続失踪事件。失踪した者たちは皆、しばらくすると帰ってくる。その間の記憶を無くしてはいるのだが、決して嫌な感じはしなかったと言って…。そして、調べて行くうちに彼らは「盗まれた」ようだと気づく。作中で面白かったのが、「人間は生物学上の都合から別々のものになりたがっている一方で、一つにもなりたがっている。」というくだり。「個性」という言葉が流行であるように、自分が他の人と別物であることを望みながらも一方で、少数派であることを極端に恐れる。本作の主人公たちの「盗まれる」ことによって「自分で無くなる」ことを恐れながら、一方で「盗まれる」ことで多数派になった者たちの安堵、心地よさも知っていて…。 作品の形としては、ホラーというか、SFというかを用いて「恐怖」が前面にあるのだが、その中で、「個性」と「多数派」を同時に求める人間の面白さを感じた。 なかなか不思議な味わいのある作品だと思う。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
鬼ごっこの鬼,
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レビュー対象商品: 月の裏側 (幻冬舎文庫) (文庫)
だんだん鬼の増えていく鬼ごっこってありますよね。あれ、つかまらないうちは、すごくハラハラします。物陰に隠れたりして、最後の一人になったりすると、死にそうなほどドキドキします。だけど、なんかのはずみで、早いうちにつかまっちゃって鬼になったりすると、味わいが全く違ってしまいます。 星新一のコントにもあったけど、吸血鬼だって、自分が仲間になってしまえば、どうということはないのかもしれません。
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