僕は岩田さんの作品(灰色のアイリス、護くん!)を読んだことがないのですが、正直…正直この物語は良いなと思いました。
全色盲の天才少女―桜花の絵を描くことに対する想い、また彼女を支える暁と、それを取り巻く人たちとの触れ合いによって彼女が大きく成長していく姿が何ともこみ上げるものがあります。
桜花が描いた『月の盾』と『クローゼットの悪魔』という絵の表裏性、また彼女の出生の秘密がが話のキーとなっていくわけですが、細かいことはネタばれになってしまいますね。
最後に、僕が最もぐっと来た場面はラスト!暁のために内緒で描き上げていた絵のタイトルです。−『わたしのいちばん大切な時』−
このレビューを読んだ時、またストーリーを読み進めていってこの場面に行き着いた時、どう感じ方が違うか?それを胸のうちのどっかにでも置いておいて下さい。