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月の武将 黒田官兵衛 (徳間文庫)
 
 

月の武将 黒田官兵衛 (徳間文庫) [文庫]

上田 秀人
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

永禄十二年―三千の兵を率いて姫路城へ攻めてきた赤松氏を二百の寡兵をもって夜襲、敗走せしめたことから、広く世に知られることとなった黒田官兵衛。その後、播州に勢を誇る小寺氏から、羽柴秀吉へと主を変えていくまでの前半生を描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

上田 秀人
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。現在、大阪府下にて歯科医院を開業。97年に「身代わり吉右衛門」で、桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 317ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2007/10)
  • ISBN-10: 4198926719
  • ISBN-13: 978-4198926717
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 下巻はでるのかな, 2007/10/23
レビュー対象商品: 月の武将 黒田官兵衛 (徳間文庫) (文庫)
会話文が多く物語にメリハリがありとても面白かったです。が・・・ この本も信長が討たれたことを知った直後で終わります(泣)。続きが見たい!
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5つ星のうち 4.0 作者独自の見解による描写が興味深い, 2010/11/30
レビュー対象商品: 月の武将 黒田官兵衛 (徳間文庫) (文庫)
秀吉の軍師として活躍し、竹中半兵衛と並んで「二兵衛(にひょうえ)」といわれた、黒田官兵衛が主人公の物語です。

黒田官兵衛は、信長、秀吉、家康の時代を生きた実在の武将で、秀吉が信長の家臣だった頃から共に最前線で戦ったので、ただ、その軌跡をなぞるだけでも十二分にドラマチックになるという人物なのですが、作品によって歴史的事件の見方というか見解が違うことがあります。

特にこの作品でおもしろいと思ったのは、仁吉という薬売り(黒田家の家業は、秘伝の目薬製造販売)を隠れ蓑とした諜報員を設定して、官兵衛の情報収集活動を印象づけるべく効果的に登場させているところ、信長の天下布武の意図を明確に言い切っているところ、荒木謀反で信長に殺せといわれた息子長政助命エピソードに半兵衛にからませて秀吉の正妻、ねねを登場させているところなどなど。

「月の武将〜」(信長台頭〜本能寺の変)と「鏡の武将〜」(中国大返し〜関ヶ原)の全2冊で完結させているため、仕方がないと思うのですが、エピソード的に物足りない部分があるのは否めません。しかし、文体も読みやすいうえ、信長でも秀吉でもない秀吉の軍師からの視点で戦国時代を分析、江戸幕府成立手前までを俯瞰して視ることができるという意味で貴重な作品となっているのではないでしょうか。

多分に作者の見解が含まれている内容(良い意味で)ですので、一般的に歴史的事実だといわれていることも知りたいという読者は、司馬センセイの「播磨灘物語」を併読することをオススメします。
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