登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
この人たちはバカなの?,
By
レビュー対象商品: 月の扉 (光文社文庫) (文庫)
ハイジャックされた飛行機の中で殺人事件が発生する。ハイジャック犯は乗客の一人「座間味くん」を探偵に仕立てて謎を 解明しようとする・・・のだけど。 序盤で犯人の想像は容易についてしまう。だけど、登場人物 たちはその可能性を全く無視して、あーでもない、こーでもない と議論を繰り返す。これが延々と終盤まで続く。 この人たちはバカなの? いい加減読んでいてイラついた。 舞台となる航空機に関する作者の知識にも疑問がある。滑走 路上で飛行機のエンジンを切ったら電力の供給が止まって機 内は真っ暗になるはずなのだが。沖縄の空港には滑走路上に 外部から電源を供給できる設備があるのだろうか。 「師匠」と呼ばれる人物やハイジャック犯の動機には現実感が 感じられない。一歩間違えばファンタジーになってしまう所であ る。「座間味くん」のキャラクターなど面白い部分はあるのだが、 作品全体から熟成不足という印象を受けた。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
奇跡がなんかなあ・・・,
By 世阿弥 (関東平野) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 月の扉 (光文社文庫) (文庫)
よく漫画や小説である20xx年○月○日奇跡が起こる!みたいなやつで、その奇跡が今ひとつだったら全部駄目だと思うんです。だから、期待するとつかまされた気分になります。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
石持浅海の第二長編,
By
レビュー対象商品: 月の扉 (光文社文庫) (文庫)
ハイジャックされた旅客機のトイレで起きた殺人事件。極限状況のなかで、なぜ犯人は殺人を犯したのか……? 事件の背景にあるオカルト思想は、あくまで本格ミステリを成立させるための設定に 過ぎないのですから、真に受ける必要はないですし、そうした特異な思想の持ち主で あることを前提にすれば、ハイジャック犯たちの言動に矛盾はありません。 本作では、自分たちなりの論理を貫徹しようとする生真面目なハイジャック犯たちとは 裏腹な、論理的一貫性など歯牙にもかけない被害者の振る舞いが不可能犯罪を生じ せしめたといえます。 その不可能犯罪は、実体的なトリックと突発的なアクシデントが複合して生じたもので、 シンプルながらよくできています。しかし、やはりホワイダニット、つまり動機探しのほう が主眼といえるでしょう。 その動機は、一般人にはとても共感できない代物ですが、犯人の 内的論理では、一切矛盾がなく、首尾一貫しているのが秀逸です。 そして、殺人の真相が明らかになった後、もうひと波乱あり、ハイジャック事件に 隠された狙いがあったことが判明するのですが、そこにおいても、歪ながら首尾 一貫したホワイダニットを展開しているのが素晴らしいです。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|