とても軽〜く読み終えることができました。
ドラマを見た人(含私自身)にとっては、興味をそそられ、
どんどん読み進められるものだと思いますが、
これまでの道尾ファンの方や、胸焦がれる恋愛物を求める方には向いていないと思います。
読んでいてまずとても残念だったのは、
道尾さん本人が、ドラマ化を前提に、との依頼を受け、
色々な制約の元に書いた恐らく初めての恋愛小説を、
歯がゆい思いで表現している様子が、伝わって来た事。
しかしそれをも、読み返してみると他人の小説を読んでいるようで新鮮だった、
と言うように楽しんでおられる、あとがきでの著者の姿勢には本当に好感が持て、
いつかこちらの胸をズキズキさせるような本当の恋愛ものを提供していただきたいと、
心から楽しみになりました。