思い出の少女漫画の続編、ということで、どうしてもハードルが高くなり、毎回いろいろと思うところはあるものの(それで☆が少ないのですが)、すべての登場人物(特に麻衣ちゃん)の生き方、若い頃と現在でブレがないところ、本田恵子さんが、いかにそれぞれのキャラクターを大事に育ててきたか、の証のようで、読んでいて心地良いです。
無駄のないストーリー展開が、本田さんの特徴かと思いますが、端的ながらも、登場人物のそれぞれが読者の知らない時間を経た大人として、ぽつんと呟く一言に、迷える状況にあるすべての女性読者たちに向けた、あたたかいメッセージを感じます。いやなことばかり多い世の中、こういうスタンスで漫画を描いてくれる方もいるんだな、と気持ちがやわらかくなります。
4〜5巻の主役は、まちがいなく麻衣ちゃんですね!「あんなに盛り上げておいて!?」とすんなり終了してしまうエピソードも、ありますが、個人的にはあんまりそこでサイコにドロドロして欲しくもなかったので、これはこれで・・。
そして後半、これは意味深。すべての女性にとって、扱いが難しい問題が。
4巻までは、「きっとこういう風に進んでいくんだろう」と思ったままの展開でしたが、これは予測しなかった。5巻ではその点、はっきりとは言及されていませんし、私はコミックス派なので、現在はどう進んでいるのかも、わかりません。
なので、肩すかしに終わる可能性も、あるんですけど、もし私の予想通り、今後、この問題がクローズアップされていくのなら、りおと遼太郎がどう乗り越えていくのかで、「35ans」のシリーズすべてが、好きになるか「ううむ」となるか、大きな分岐点になりそうです。
6巻が楽しみです。