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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
見事なまでにガンダム,
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レビュー対象商品: 月に繭 地には果実〈下〉 (幻冬舎文庫) (文庫)
アニメはアニメ。小説は小説。そうわかっているのですが、あえて書かせていただきます。 この作品は、ウィルゲイム、テテス・ハレといった人物をアニメよりもずっと詳しく描いていて、とてもよい作品です。 しかし、この小説はあまりにもガンダム過ぎるのです。 アニメの初期企画を元に執筆された作品であるから、しかたがないとわかってはいます。 しかし、アニメは、ガンダムというものが固定化されてしまったのを、くずして、ガンダム色の弱い作品として完結しました。 しかし、この作品はガンダムのままです。固定化されてしまったままのガンダムです。 それはある意味素晴らしいことかもしれませんが、原作であるアニメの芯を理解されていない。そう感じました。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歴史は繰り返す,
By tkselement (山口県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 月に繭 地には果実〈下〉 (幻冬舎文庫) (文庫)
《上巻》《中巻》で徐々に盛り上がってきたストーリーが一気に加速して、怒涛の物語りが展開します。ターンXとの宿命的な戦闘。ミリシャとムーンレィスの前面戦争。そしておのおのの思想が月を舞台に交差し、絶大なるカタルシスの先にみえる悲劇に思わず言葉を失います。これはもうまさに福井ワールド全開と言ったところ。まさに著者の裏ベスト作品でしょう。彼の作品のサインである、「毒ガス兵器」登場にはご愛嬌(笑)。「冬の城」の歴史記録に思わず、ニヤリ、数々の懐かしい名台詞が甦ってくるシーンはガンダム世代には堪えられないでしょう。そしてその台詞の数々から思い起こす事は、歴史は繰り返すという事。悲しい人間の性が描かれるこのガンダムワールドを福井氏は自身の持てる力で存分に描ききり、とてつもなく完成度の高いSF小説へと昇華させています。絶対、お勧めです!!!
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
散々痛めつけた後のささやかな癒し。,
By すけザえもん (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 月に繭 地には果実〈下〉 (幻冬舎文庫) (文庫)
福井作品はこれが初めてです。上・中巻までは、TVシリーズとそれほど大きくストーリーが変わっていないので、ゆっくり読みながら初めて味わう福井作品の文章を楽しんでいました。 ちなみに上巻冒頭の3ページで心をつかまれました。 正直他のレビューを読んで、ラストは相当しんどいことになると知って読んでいったのですが、想像以上に過酷なクライマックスでした。 けれども、私が特筆したいのはラストのシーンです。最後の数行を読み終えた時、ラストのシーンが頭の中に浮かび上がって、自分でもよくわからない衝動に駆られ感動で涙していました。 最後に、こっちのホワイトドール、すごすぎです・・
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