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月に笑う〈下〉 (ビーボーイノベルズ)
 
 

月に笑う〈下〉 (ビーボーイノベルズ) [単行本]

木原 音瀬 , 梨 とりこ
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

組を移った信二と、大学に進学した路彦。それぞれの新たな生活が東京で始まったが、二人の関係は穏やかに続いていた。組に疑似家族を求める信二は、組長の息子・惣一につくことになって以来、洗練された惣一に傾倒していく。しかし、組の仕事に路彦が偶然にも関わりつつあると知り…!?失ったものを取り戻すんじゃなく、お前が心底欲しかった―上下巻合わせて380ページ超書き下ろしで2冊同時発売。

登録情報

  • 単行本: 284ページ
  • 出版社: リブレ出版 (2009/12/18)
  • ISBN-10: 4862637000
  • ISBN-13: 978-4862637000
  • 発売日: 2009/12/18
  • 商品の寸法: 18 x 11.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 126,330位 (本のベストセラーを見る)
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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
今回の作品には木原さんの持ち味の一つである「痛さ」はあまりありません。
かと言ってDon't worry mamaや脱がない男シリーズのようなコメディ作品ともまた毛色が違います。
読んだ後じんわりと心が温まる、そんなお話です。
ヤクザが出てくるので、暴力的なシーンは所々にありますが、
基本的に主人公二人はとても純粋で可愛らしい人たちです。
木原作品によく登場する、粘着質で嫌な奴はこの作品の主要人物の中にはいません。
チンピラヤクザの山田は臆病な人ですが、ここぞという場面ではボロボロになりながらも
大切な人を必死に守ろうとします。
そしていじめられっ子だったチ○彦、もとい路彦も下巻では山田を守れるまでに逞しく成長するので、
下克上好きな方は必見です。
また個人的にとても良かったと思うのは、兄弟のようだった山田と路彦の関係が時の経過とともに
徐々に恋人のそれに変化していく様子が違和感なく自然に受け入れられたという点です。
この辺りのリアルな描写はさすがだと思います。
梨とりこ先生のイラストも物語の世界観にとても合っていました。
薔薇色の人生のようなやさしい木原作品が好きな人は、この作品も楽しめるのではないでしょうか。

最後に。惣一と嘉藤のその後が気になります。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
さて、下巻です。上巻にもレビューを残しましたので続きということで・・・

下巻の時間経過は上巻と同じく5年程ですが、お話の殆どは2年間位の出来事です。
路彦と信二、二人は変わっていきます。路彦は上巻でも心身ともに年相応の成長を見せますが、ここではもう一回り逞しくなります。信二も勿論成長しますが、様々な出来事から現実を、本質をまざまざと体感して思わぬ方向に変化していきます。扉絵見て「えっ?!」となりますよ。お互いの気持ちの方は、路彦はより深く一途に、信二は「死んだらもう半端ねえよ。気ぃ狂うよ。」と言うまでになります。

信二は弱いです。最後まで逃げ続けます。路彦を想っての行動のようで、実は己が逃げているだけというどうしようもない奴です。けど、路彦は信二を愛しているんです。文字通り命がけで愛します。
上巻で路彦が、『今のガキは贅沢・・・・・・苛めぐらいで簡単に死にやがる』と言った刑事の田淵に噛み付くシーンがあるのですが、その時の彼の言葉に、賢さや強さや本質的なものが垣間見えた様に思います。彼は大きい。そんな路彦だったからこそこういう結末に至った。結末書いていいのかな?まあハッピーエンドということだけ。

上下巻読み終わってどっと来る疲労感(木原さんの作品はいつものこと・・・)ですが、私は嫌いじゃありません。上巻レビューで「苦手な人は云々」と書きましたが、やはりいろんな方が読まれるのでしょう。そしてまた評価が分かれるのだと思います。あぁ、こういう人もいるんだな。こういう事もあるんだな。あれもあり、これもあり、そう考えると木原さんのお話は読み説くものがたくさんある作品だと私は思います。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mi☆
形式:単行本
上下巻読み終えての感想です。
「バラ色の人生」を読み終えた時に感じた気持とおなじ感覚で読み終えました。
でも、やはり木原さんらしいというか、ピンチをかっこよく切り抜ける・・なんてことがない。みっともないそしてまさかの・・(笑)
やはり木原さんらしい。最後まで読めない展開でした。

他の作品ほど後ろ暗さがない作品なので木原さんの痛さが苦手という方でも楽しんで読めるとおもいます。

挿絵がとても綺麗なのでなんか萌えました。挿絵の影響ってかなり大きいですよね。私だけ?(笑)

特にラストの挿絵がこの作品の雰囲気を美しくまとめてくれてます。
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