気密断熱の本は、実践に乏しい理論中心の学者の本や、商売に直結した宣伝本が多い中、この本は建築家として西方里見さんが試行錯誤しながら実践してきた事が、偏見なく書かれているためにとても判り易く、また実務に役に立ちます。前回の『外断熱が危ない』の改訂版という事でしたが、更に進化した断熱技術が伝えられていて、とても良い本になりました。省CO2社会が世界的ミッションとなっている中、全ての住宅関係者に読んで頂きたい本です。特に気密断熱本は公庫の'T地域'U地域が中心に書かれていますが、この本は冬場日照取得が可能な'W地域のダイレクトゲインを考慮したモノになっているのが、とても使いやすい。