強みを生かすことが個人・組織の成功のカギであることは、ドラッカーが「経営者の条件」
でも書いていることですが、日本企業で十年以上働いてきて、それがなかなか実現されない
ことを痛感している毎日です。
労働市場の流動性が限られ、人事部の権限が強い日本では、個人の資質よりは会社の都合で
ポストが埋められる傾向があり、個人が自分の強みを生かすようにキャリアを切り開く道は
まだまだ狭いように思います。
その点で、この本は、強みを生かすためにどう行動すべきかが非常に具体的に書かれており、
日米の企業文化の差を割り引いても、とても示唆に富んでいます。
上司が自分の強みを理解してくれないと嘆くのではなく、この本を読んで、自分の強みを
生かすために実際に行動を起こすことから、個人と組織のより良い未来は切り開かれて
いくのではないでしょうか。
自分の強みを知るための出発点「さあ、才能に目覚めよう」と並んで、個人の成功のための
必読書だと思います。