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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
睡眠不足に注意 読み始めたら止まらない!,
By とんぼ (徳島市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 最終退行 (小学館文庫) (文庫)
池井戸さんの銀行もの。痛快小説。一気に読んでしまうので、睡眠不足に注意。背景、登場人物の設定は、大体他の銀行作品と同じような感じ。でも、物語の展開は例によって予想できない。久遠頭取の真の狙いは、どこに。今回は、マネーロンダリングの勉強もさせていたできました。では、じっくり池井戸ワールドを堪能してください。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ブレイク前夜の作品,
By
レビュー対象商品: 最終退行 (小学館文庫) (文庫)
銀行一筋で勤め上げてきたものの、ちょっと歯車が狂ってしまい、なかなか仕事も私生活もうまくいかなくなっている主人公が、ふとした拍子に自分の部下でリストラされてしまった行員が関わっている銀行への報復事件に気づき、次第にそのリストラ行員に感情移入し、ついに自分も銀行に反旗を翻すというストーリー。最近、筆者は「空飛ぶタイヤ」など素晴らしい作品をいくつか書いているのだが、この作品はそれ以前の作品で、ちょっと構成が粗く、ストーリー展開が単調な印象だった。作品全体を通じて銀行行内の人間関係が生々しく描写されており、おそらくこれは筆者の実体験がベースになっているのだが、本当に銀行の人間関係ってこんなにドロドロしているものなのだろうか。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
サラリーマンの復讐譚,
By 読書人 "活字中毒" (埼玉県鳩ヶ谷市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 最終退行 (小学館文庫) (文庫)
東京第一銀行品川支店の副支店長が主人公。融資課長を兼務する激務に、中間管理職の悲哀を感じている。融資先とのトラブルから支店長に陥れられ、一身に責を負う羽目に。前頭取で現在も厳然たる勢力を持つ会長に、ゼネコンから渡った裏金8億円を追及すべく、密かに調査を始めるが……。ストーリーとしては、かなり面白く読んだ。本筋と併せて終戦間近に軍が隠匿したとされる巨額の黄金、M資金の探索が絡まり、最期に一つに結実する。 しかし、主人公他の人物造形に疑問が残った。例えば、銀行トップの不正を追及しようとする主人公が、同じ支店の女子行員と不倫の関係にあるのは変に思われた。正義感と相容れないと思うのだが。不倫相手の女子行員もイメージが湧かない。例えば主人公のどこに魅力を感じているのかが分からない。ディテールの詰めの甘さを感じた。差し引き星3つ。 余り期待しないで読み始めると、結構面白く読めるかも知れない。
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