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最終退行 (小学館文庫)
 
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最終退行 (小学館文庫) [文庫]

池井戸 潤
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

現場銀行員による腐敗幹部との誇り高き闘い
「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取を陥れようと策謀を巡らすリストラに遭った行員。その攻防から銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、組織に反旗を翻す。攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。

内容(「BOOK」データベースより)

都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、かつての頭取はバブル期の放漫経営の責任をもとらず会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やそうとしている。リストラされた行員が意趣返しに罠を仕掛けるが、蓮沼はその攻防から大がかりな不正の匂いをかぎつけ、ついに反旗を翻す。日本型金融システムの崩壊を背景に、サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする長編ミステリー。

登録情報

  • 文庫: 512ページ
  • 出版社: 小学館 (2007/5/10)
  • ISBN-10: 4094081666
  • ISBN-13: 978-4094081664
  • 発売日: 2007/5/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 睡眠不足に注意 読み始めたら止まらない!, 2007/5/22
レビュー対象商品: 最終退行 (小学館文庫) (文庫)
池井戸さんの銀行もの。痛快小説。一気に読んでしまうので、睡眠不足に注意。背景、登場人物の設定は、大体他の銀行作品と同じような感じ。でも、物語の展開は例によって予想できない。久遠頭取の真の狙いは、どこに。今回は、マネーロンダリングの勉強もさせていたできました。では、じっくり池井戸ワールドを堪能してください。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 ブレイク前夜の作品, 2007/6/4
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海援隊 (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 最終退行 (小学館文庫) (文庫)
銀行一筋で勤め上げてきたものの、ちょっと歯車が狂ってしまい、なかなか仕事も私生活もうまくいかなくなっている主人公が、ふとした拍子に自分の部下でリストラされてしまった行員が関わっている銀行への報復事件に気づき、次第にそのリストラ行員に感情移入し、ついに自分も銀行に反旗を翻すというストーリー。最近、筆者は「空飛ぶタイヤ」など素晴らしい作品をいくつか書いているのだが、この作品はそれ以前の作品で、ちょっと構成が粗く、ストーリー展開が単調な印象だった。作品全体を通じて銀行行内の人間関係が生々しく描写されており、おそらくこれは筆者の実体験がベースになっているのだが、本当に銀行の人間関係ってこんなにドロドロしているものなのだろうか。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 サラリーマンの復讐譚, 2008/1/30
レビュー対象商品: 最終退行 (小学館文庫) (文庫)
 東京第一銀行品川支店の副支店長が主人公。融資課長を兼務する激務に、中間管理職の悲哀を感じている。融資先とのトラブルから支店長に陥れられ、一身に責を負う羽目に。前頭取で現在も厳然たる勢力を持つ会長に、ゼネコンから渡った裏金8億円を追及すべく、密かに調査を始めるが……。
 ストーリーとしては、かなり面白く読んだ。本筋と併せて終戦間近に軍が隠匿したとされる巨額の黄金、M資金の探索が絡まり、最期に一つに結実する。
 しかし、主人公他の人物造形に疑問が残った。例えば、銀行トップの不正を追及しようとする主人公が、同じ支店の女子行員と不倫の関係にあるのは変に思われた。正義感と相容れないと思うのだが。不倫相手の女子行員もイメージが湧かない。例えば主人公のどこに魅力を感じているのかが分からない。ディテールの詰めの甘さを感じた。差し引き星3つ。
 余り期待しないで読み始めると、結構面白く読めるかも知れない。
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