もう5〜6年程前になりますが、全くの独学でグラフ理論を勉強し始めました。
その頃にはいい入門書が少なくもの凄く苦労して最初のハードルを越えました。
(J.A. Bondy、U.S.R. Murtyの「
グラフ理論への入門」、C. ベルジュの「
グラフの理論〈1〉 (サイエンスライブラリ数学)」)
この本があれば、誰でも易しくこの素敵な世界に入り込めると思います!!
この本の感じ(役割)は高等数学(?)⇒「
数学ガール」、
暗号⇒「
16歳のセアラが挑んだ世界最強の暗号」、
群論⇒「
「有限群」村の冒険―あなたは数学の妖精を見たことがありますか?」
などのような雰囲気です。(どれか、読んだことないですか?)
挫折しがちなブルーバックスほど難しくありません。
グラフ理論を何に使うのか?使えそうなのか?で壁があると思います。
結構、日常にも適用可能な事が多いのですが...
私は主にスケジュール作成と生産管理を、グラフ理論をベースにして考えています。
他にも、グラフ理論はオペレーションズ・リサーチともとても相性が良い学問です。
仕事のやり方や意思決定を合理的に進めたい理系の方々へ、是非とも!
ちなみに手続き型言語でアルゴリズムが掲載されていますが、私は関数型言語の方が
圧倒的にコーディングしやすいと思っています。
私のお薦めは制約論理プログラミングが可能な「SWI-Prolog」ですね。
弧(アーク)の重み付けをマイナスの値にするという概念は初めて知りました。
確かに、そうすれば必ずそこを通りたくなりますよね...
時間をワープするかのようで、このアイデアだけでも買って良かったと思いました。
わかり易い専門書に進むならば「
よくわかるネットワークのアルゴリズム (郵政研究所研究叢書)」が良いと思います。
この本には、弧(アーク)の上限制約だけでなく、下限制約も同時に満足させる為のアルゴリズムが載っています。
(やや複雑で、私もPrologでコーディングするのに苦労しました...)
#できればゲーム理論の似た様な本があれば大変に嬉しいのですが...