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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
女子高生と人工知能でグラフ理論を学ぶ,
By
レビュー対象商品: 最短経路の本 (単行本)
数学の苦手な主人公レナが、父親に買ってもらったパソコンの中の人工知能のビムに、グラフ理論における「最短経路問題」について色々教えてもらう、という所謂数学小説。女子高生を主人公にするということ、また、ビムがパソコンの中の人工知能であることからインターネットで情報を集めること、等から一般の人にも読みやすい内容になっている。本の中身もカラー印刷で、綺麗な分かりやすい図も多い。特に「巡回セールスマン問題」に代表される最短経路の問題を、基本から優しく紹介しており、この問題に興味がある読者には基本の一冊として勧められる。インターネットの情報も多いので、パソコン片手に楽しく読めるだろう。 難点は、レナが数学が不得意という割には、理解が良すぎること。軽く読もうと思っている読者は置いていかれるかも知れない。まあ、その辺はこの手の数学小説には避けられないことかもしれないが。あと、レナがもう少し「萌え系」の方が個人的には良かったかもしれない(まあ、ドイツ人だし)、というのは冗談。 この手の「数学小説」の好きな人にはオススメ。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
グラフ理論の入門的な手解き,
By フジキセキ (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 最短経路の本 (単行本)
グラフ理論の手解き本と思っていただければ幸いです。しかも初心者から理解できるようにそして興味を持てるように工夫が凝らされています。 まず本書は物語形式によって語られて、ある女子高校生が友人や父親と会話しながら、 ネットワークやグラフ理論を学んでいくというストーリーです。 本書の大半はルート検索はグラフ理論ではどのようになっているか、それをアルゴリズムで 書けば(C言語)どうなるかを非常に単純なグラフから順を追って解説しています。 勿論グラフ理論には様々なゲームへの応用がありますので、ナイト(チェスの駒) を使って全てのマスを一通りずつ回るゲームをグラフ理論を用いて解説しています。 またそれを実際JAVAを使って遊ぶサイトも紹介しています。 本書のもう1つ大きな特徴は話を順に追って世界中の様々なウェブを紹介しています。 そのため本文中にもそのURLやそれに関する写真が豊富に含まれています。 本自体が一種のリンク集になっています。グラフ理論らしいですね。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
グラフ理論の啓蒙書がようやく出ました!,
By
レビュー対象商品: 最短経路の本 (単行本)
もう5〜6年程前になりますが、全くの独学でグラフ理論を勉強し始めました。その頃にはいい入門書が少なくもの凄く苦労して最初のハードルを越えました。 (J.A. Bondy、U.S.R. Murtyの「グラフ理論への入門」、C. ベルジュの「グラフの理論〈1〉 (サイエンスライブラリ数学)」) この本があれば、誰でも易しくこの素敵な世界に入り込めると思います!! この本の感じ(役割)は高等数学(?)⇒「数学ガール」、 暗号⇒「16歳のセアラが挑んだ世界最強の暗号」、 群論⇒「「有限群」村の冒険―あなたは数学の妖精を見たことがありますか?」 などのような雰囲気です。(どれか、読んだことないですか?) 挫折しがちなブルーバックスほど難しくありません。 グラフ理論を何に使うのか?使えそうなのか?で壁があると思います。 結構、日常にも適用可能な事が多いのですが... 私は主にスケジュール作成と生産管理を、グラフ理論をベースにして考えています。 他にも、グラフ理論はオペレーションズ・リサーチともとても相性が良い学問です。 仕事のやり方や意思決定を合理的に進めたい理系の方々へ、是非とも! ちなみに手続き型言語でアルゴリズムが掲載されていますが、私は関数型言語の方が 圧倒的にコーディングしやすいと思っています。 私のお薦めは制約論理プログラミングが可能な「SWI-Prolog」ですね。 弧(アーク)の重み付けをマイナスの値にするという概念は初めて知りました。 確かに、そうすれば必ずそこを通りたくなりますよね... 時間をワープするかのようで、このアイデアだけでも買って良かったと思いました。 わかり易い専門書に進むならば「よくわかるネットワークのアルゴリズム (郵政研究所研究叢書)」が良いと思います。 この本には、弧(アーク)の上限制約だけでなく、下限制約も同時に満足させる為のアルゴリズムが載っています。 (やや複雑で、私もPrologでコーディングするのに苦労しました...) #できればゲーム理論の似た様な本があれば大変に嬉しいのですが...
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