とても気になっていた、ターシャの言葉の最終章です。
本書は、ターシャが主に息子のセスに語られた言葉を集めたものだそうです。
子どもの頃の写真やエピソードもほほえましく、
ターシャのお人柄をそのルーツから理解することができました。
ターシャは逝かれる最後の1年半もバーモント州の終の住処で
息子一家、孫たち、友人に守られて静かに暮らしました。
抱いていた夢を実現化させ「今が幸せ」と言ってこられたターシャでしたが、
死の影が忍び寄りますと、どことなく寂しさは隠せません。
「冬じゅう畑に放っておかれたカボチャの気分よ。」
と発せられたターシャ、
悲しみもユーモアに包んでおられて、さすがです。
ご家族や出版に関わってこられた人たちが
ターシャへの配慮・尊厳をもって作られたことを感じました。
暖かい作品に仕上がっています。