労働基準法の改正に伴い、会社で就業規則を見直すことになりました。
すでに就業規則がある場合、結果的には、見直さなくてはならない点が
ポイントでちゃんとわかると非常に楽です。
ただし、「こう直せばいい」みたいなことだけだと、
意味がよくわからないままとにかく修正ということになってしまいます。
この本のいいところは、56個の項目に対して54個のQ&Aがあり、
いわゆる就業規則で形式的に補っておけばいいというものではなく、
現場で困ったことを具体的にどうしたらいいのか書いてあるのが、
非常にわかりやすいです。
著者の、社労士の先生のところへ日々寄せられる質問かと思うのですが、
あまり突飛なものもなく、ありそうなものが多いのも親近感がもてます。
つまり、就業規則は絶対にこうしなければいけないというものではなく、
会社ごとに、そのなかでの問題点や疑問点をしっかりつぶしながら、
会社と従業員とで納得のいくものをつくり上げていけばよい、
ということです。
そして、書籍の冒頭に書かれているとおり、
「就業規則には見直し続けなければならない理由」があるということが
やっとわかりました。
完成したから「おしまい」ではなく、ずーっと見直し続けるなんて、
大変そうですが、もしかしたら、より働きたくなるいい会社にするためには、
とってもやりがいがあって、面白いことなのかもしれないと、
ちょっと思ったりしています。