事業計画書の本を探している際に、たまたまこの本を見つけました。
著者のコメントに、"概論を学ぶ書"と言うよりも"実践を真似る書"と書かれていますが、実際に読んでみて、その意味を実感できました。
基本的に見開きの右側ページが各テーマの解説で、左側ページには事業計画書のサンプル事例が掲載されているのですが、最初に仕上がりイメージを確認できるのでテーマの解説がすんなり頭に入ってきました。左側ページに掲載された仕上がりイメージを1つ覚えれば、その後は、いくらでも自分で応用して発展させることができそうです。
著者のコメントでは、概論を学ぶことを軽んじてるように書いていますが、事業計画・事業戦略に関する言葉・知識の論理的説明はほとんどなく、その意味と使い方を理解しやすいように、解説文はかなり工夫されているように感じました。
また、事業計画書を作成する目的が第三者に事業内容を的確に伝えること、そのための実践テクニックに重点が置かれているため、企画書や提案書などプレゼンテーション用の資料を作成する人にも役立つ情報が多いのではないでしょうか?つくる側からの視点ではなく、提案される側からの視点に合わせることの重要性は誰もが知っていると思いますが、その実践方法をうまくまとめられていると思います。
今までに同じような書籍を何冊か読みましたが、事業計画書に必要な数々のテーマの解説を、できる限りわかりやすく表現されていて、初心者が最初に読む1冊には特にお薦めだと思います。