このシリーズの「妊娠大百科」、「病気大百科」と一緒に購入しました。
しかしながら本書は・・・
まるで「ひよこクラブ」記事の寄せ集め。
一見すると、画像が多用され、
赤ちゃんが生まれる、または生まれたばかりの家庭では、高揚感の中で楽しく読むことができると思います。
何もないときにダラダラ読むのには最適かもしれませんが、
画像を多用しすぎるためか、必要な情報を探すのに苦労が伴うため実用性には欠けそうです。
登場するモニター(参加読者)も実に多く、読者参加のような雰囲気を作っていますが、
あまりに多すぎて、まるでモニターの自費出版のよう。
核になる情報を示した後に「先輩の声」的にモニターの画像やコメントを使うならまだしも、
モニターの画像やコメントが、あたかも一般的な情報のように記載されています。
一応、テーマに沿って各者のコメント(と必要以上の画像)が出てきますが、
モニターの話中心で構成されているため(あるいはこれが編集者の意図か)、
当然のことながら情報の偏りがみられます(具体例は他の方のレビューにもありますが)。
編集者側のガイド本造りへの安直さ・思想の低さが感じられます。
人間関係が希薄になったといわれる現代では、
このように様々な人の意見が詰まった(ように見える)ほうが好まれるのかもしれませんが、
利用者・読者の実用性も考慮しながら、
編集者のメッセージが伝わるような本を製作してほしいと思います。
主婦の友社に同様の育児入門本シリーズがありますが、
こちらのほうが実用性に長けています(実際、評価も高いようですが)。
もしも実用性を重視されるのでしたら、こちらをオススメします。
ちなみにこのシリーズの「病気大百科」については出来が真逆で、
おおよそ必要と思われる情報がわかりやすく、なおかつ要点がうまくまとめられています。
こちらは必携本と思います。
同じ出版社・編集で、どうしてこんなにも違うものか・・・