過去に不良を極め、その筋の方に命をとられそうになり、更生して教師になった井吹(攻)と同じくヤンチャで19歳にして一児の父とたり、シングルファーザーで奮闘するも、抜けが多くて要注意保護者となってしまった藤田(受)のお話です。 学年主任として超やり手。だから同学年を組んだ古森先生も多岐川先生もかなりこの井吹にヒヤヒヤさせられた「教師もいろいろあるわけで」のスピンオフとなるこの作品。正直、過去をばらされたくない井吹が、保護者である藤田の子どもを人質として無理矢理関係を・・と考えたら、とんでもなかった!!大和先生は、本当に落とし所(ツボ?)(笑)をつかんでおられます。スピンオフどころか、このキャラの立ち具合の反応が本当におもしろくて、はまってしまいました。 シングルファーザーなだけに後ろ指をさされたくなくて必死に頑張る藤田に、肩の力を抜かすためにあれこれアドバイスする井吹。その中には、もう教師対保護者という枠を超えた感情があるのに、儀礼的な井吹の物言いと、コンブレックスだらけの藤田の間では理解されず、行き違いが起こります。 「抱いてやる」と言い放つ井吹。でも「元気でいるだけでいい」とも言う井吹の、相手への思いの深さに泣いてしまいました。お勧めです