脳外科医を主人公に、手術中発生したとあるきっかけで患者の「パラサイト」が自らに転移するお話。
読み進めていくうちに、「パラサイト」は人から人へと乗り移り続け、果ては200年前のドイツ人を含む複数人格であることを主人公は突き止める。
そして、自らへ入り込んだ「パラサイト」との会話を通じて主人公が突然身に付けた能力(予知、外国語、雑多な知識)の意味を知り、「パラサイト」自身の苦しみを知る。
さてそこから、ここから掘り下げて行って欲しい、というタイミングで終了する所に少々唖然とした。
自らに寄生した様々な人格との対話を通じて主人公の人生や価値観を奥深く展開するチャンス!!と感じ始めた所だっただけに非常に残念。
プロットは素晴らしいと思います。