美容整形レポートや容貌と女の自意識について書かれていて興味深い本でした。
ですが、中村さん大丈夫なんだろうか…と思ってしまいました。
どんどん容貌にまつわる自意識が病的になっている気がします。いくら整形しても自意識が満たされない、
満足できない様で、整形でそこまでして容貌を手に入れ、他にどうすれば満足するんですかと聞きたくなりました。
満足できないのが顔の造作や美貌の度合いはなく、内面の自意識である所が、顔に満足できないよりずっと
深遠で難しい問題なんじゃないかと思いました。
「整形でみんな美人になれば、美人の価値は暴落する、いい気味だ」と言う辺り、やっぱり天然の美人に引け目や
妬みを持つ事から逃れられないんではと思います。
いくら顔を変えても、心、内面までは早々に変えられない。美人コンプレックスが整形で無くなるとは限らないと、
かえって見えてしまいます。
天然美人と作り物の美人の差は最終的には残ってしまうのだし。
いくら整形して美人になっても、でも整形でしょ、偽物でしょ、天然の美人には劣るって言われたら、
自意識はどうなるんでしょうか。それを考えると、作った顔の上の自意識とは大丈夫なんだろうか、と恐くなります。
それについては本書で書かれていませんが、今後中村さんが書くとしたら興味深いテーマです。