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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
開国シテクダサイヨ〜,
By
This review is from: 最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
最近のシリーズでは、際立って面白いなぁ。これまで兵士としての戦いが描かれてきたわけだけど、今回は政治の戦いであり、それ故に、1発の弾丸よりも動く状況は巨大で、今までで最大の「戦闘」に巻き込まれる事になる。 この1冊で十分に、独立したシム・コロニーものとして楽しめるんだけど、それと同時に『老人と宇宙』シリーズとしてもひじょうに納得のできる作り。ジョンの機略、ジェーンの願い、コロニー防衛軍の企み、コンクラーベの謎はピッタリと収まり、題名(THE LAST COLONY)といい、展開といい、シリーズを通しての最終巻の出来は全く申し分ない。 三部作だけど、外伝としてゾーイの物語も書かれているので、それも期待。 <
14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
21世紀版「終わりなき戦い」,
By 後月 (佐賀県鹿島市) - レビューをすべて見る
This review is from: 最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
21世紀版「宇宙の戦士」と評されたシリーズだが、実際はかなり「終わりなき戦い」のホールドマンの影響が強いのではなかろうか? ブレインパルの共感覚や、政府との微妙な 確執、現場の兵士による事態の遷移など、戦争へのスタンスは明らかに「終わりなき平和」 を意識したものだろう。もちろん全体の構造とラストは「終わりなき戦い」からで、停滞 フィールド(っぽい兵器)影響下での弓での戦いや、軌道上の戦闘艦をリターンして破壊する 点とか、ニヤリとさせられる部分も多い。星マイナス一なのは、敵が油断しすぎなのと、 CDF兵士らしい戦いが殆んど見られなかった事から。にしても、主人公の名前にこんな重大な 意味があったとは。ペリーによる開国は、日本以外ではあまり知られていないのに(笑)。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
世界を変えた男、その名はジョン・ペリー!,
By
This review is from: 最後の星戦 老人と宇宙3 (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
ついに3部作完結です。今回は、ペリーは兵士ではありません。 相変わらずの皮肉交じりのユーモアと、飄々としたキャラです。 そして、奥さんは元特殊部隊のあの女性、養女にしたのは、人類を裏切ったあの男の実子・・・ こんなへんてこな家族なのに、すごくほのぼのして、家族愛に満ちています。 牧歌的な序盤、コンクラーベの脅威、敵だか味方なんだかわからないCDF、世界が変わる終盤、そして最後はずばり「愛」です。 この作品、すごく面白かったし、読み返しても楽しめます。 センスの良い監督に映画化して欲しいですね。
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