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最後の撃墜王―紫電改戦闘機隊長菅野直の生涯 (光人社NF文庫)
 
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最後の撃墜王―紫電改戦闘機隊長菅野直の生涯 (光人社NF文庫) [文庫]

碇 義朗
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

太平洋戦争末期、日本本土に来襲する米パイロットを震え上がらせた松山343空の若き伝説的エースの生涯。海軍の新鋭機「紫電改」を駆り、鴛淵孝・林喜重たち歴戦の撃墜王と共に、蒼空にくり広げた比類なき空戦の日々を活写。燃えたぎる闘魂と強固な意志に秘められた、豊かな人間像を描く感動のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

碇 義朗
1925年、鹿児島生まれ、東京都立航空工業学校卒。陸軍航空技術研究所をへて、戦後、横浜工業専門学校(現横浜国立大学)卒。航空、自動車、鉄道などメカニズムと人間のかかわり合いをテーマにドキュメントを発表。航空ジャーナリスト協会会員。横浜ペンクラブ会員。自動車技術会会員。カナダ・カーマン名誉市民(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 492ページ
  • 出版社: 光人社 (2007/07)
  • ISBN-10: 4769825420
  • ISBN-13: 978-4769825425
  • 発売日: 2007/07
  • 商品の寸法: 15.2 x 11 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫|Amazonが確認した購入
2010年ももう終わりますが、私の中では、今年一番の名作といっても過言ではありません
この物語は、紫電改という戦闘機に搭乗し、幾多の武勇を挙げ、散っていった一人の若者の生涯を綴ったものですが、
その生き方は、真摯に生きようともがく者なら誰もが、共感できる事実を含んでいます。例え時代は違ってもです。

主人公は、軍国主義に染まった訳でも、自分の力をただただ誇示したかったわけでも、アメリカに憎しみがあったわけでもありません
非常に聡明で、感性の豊かな、文学少年でした。
彼の書いたものが、多数引用されています。その内容は、十分鑑賞に堪えうるものであり、十代の少年が書いたとは思えない、哲学的な真理すら、含んでいます。
そんな多感な少年が、何故兵学校進学を選ぶのか、何故、戦闘機に乗るのか。
そして、彼が本来持つ運動神経と怜悧な知性は、戦闘機操縦の分野で爆発的な進化を遂げます。
その、進化の理由は何だったのか

読んで感じていただきたいと思います。彼は、お国の為とか、大義名分の為に死んでいったのではありません。戦友の命を常に思っていたから、結果的に撃墜王になり、結果的に散華したに過ぎないのです。その裏側には、死んでいった仲間達への、声に出来ない激しい慟哭があったと、私は思います。

決して簡単に読める本ではありません。が、真摯に生きる人々へ、読み次がれていって欲しいと思います。
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By 貴公子 VINE™ メンバー
形式:文庫
太平洋戦争末期の敗戦色が濃いなか、本土防空に奮闘した若き日本海軍戦闘機隊長のノンフィクション物語です。

本編は主人公の菅野直大尉の生い立ちから始まり、文学少年だった大尉の少年時代や海軍兵学校入学のいきさつ、飛行学生時代や前線に配属されてからの勇猛な菅野大尉の活躍などを、敗戦へと向かう時代を追いながら展開されます。そして、終戦日の2週間前に散華された菅野大尉の最後の空戦の様子を描き物語は完結します。

率直な印象として、誤字・脱字が目立ち、その感動的なストーリーを考慮しますともったいない印象も受けますが、それでも著者の菅野大尉に対する敬愛ぶりが随所に伺え、大変な労力を費やしてこの一冊をまとめ上げたのだなと感心しました。

菅野大尉と同じく兵学校70期生であり、大尉の代役として抜擢され出撃した第1次神風特別攻撃隊・敷島隊隊長の関行男大尉や、難敵だった米軍の大型爆撃機への背面急降下攻撃をともに編み出した一騎当千の列機・杉田庄一氏も登場し、劣勢の中にあってもなお母国の為に奮闘した彼らの勇姿に深く感動しました。

海兵卒士官で戦闘機隊長であり、そして勇猛果敢な撃墜王でもあった希有な菅野大尉の生涯をたくさんの方に知っていただきたいと願っています。

東京・九段北の靖国神社(遊就館)には、生前菅野直大尉が愛用していた遺品の財布が今なお大切に保管され、その武勲とともに奉られております。
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