古い本なので情報そのものに新鮮さがあるわけではないが、15年前の時点でこれほどの事を分析・予見していたという点で注目に値する。明治維新の裏側、バブルと崩壊、米国のCFRなど影の勢力、非常に多岐にわたる項目を取り上げている。戦争と世界経済の大局的な動き、世界政府関連の話題に興味がある人に向いているであろう。第1章では明治維新と太平洋戦争において、外国のエージェントとして活躍したと目される日本人の名前が取り上げられている、例えば副島隆彦の本など他の書籍でも名前が挙がることが多いが、この当時に書いてあったという点で価値があるだろう。第2章では西欧の近代史・グランドデザインに言及している。第5章だけは提言と言うより苦言が目立ち、あまり読みどころが無い。
本文注目箇所
p.17 着々と世界統一政府樹立へ
p.44 日本の多くのキーマンがフリーメイソン
p.53 海軍筋でも米内光政や山本五十六、井上成美らは米英の代理人であった可能性が高い。
p.88 バブル経済を工作した影の勢力
p.99 現在の世界通貨であるドルももちろん紙切れになるから、アメリカ政府、FRBはこれを廃止し、新しく金交換可能なドルを印刷し「新世界秩序」の構築に乗り出してくるであろう。
p.167 日刊ゲンダイ平成4年10月3日付けの記事、BIS規制の話題。
本書目次
1 もう知らないではすまない段階にきている
強敵日本の破壊プログラムはできた
ユダヤに操られ続けた明治以降の日本史
ユダヤ財閥は天文学的に太り続ける
日本の心臓部にひたひたと迫ってきた
2 ユダヤの見えざる威力を初めて教えよう
3 アメリカは完全にユダヤの隷属下に入った
4 ユダヤの世界支配は90%完了した
5 この善良な日本人にどんな明日が来るか