登録情報
|
原書房から出ている『石岡和巳の事件簿』に書き下ろされた『里美上京』を筆頭に犬坊里美を中心にストーリーが展開される。里美は打算や醜さや嘘に満ちた女性の対極にいて、男性の求めているもう一人の自分のような女性の象徴のような存在であまりに魅力的だ。『異邦の騎士』を読んだ方なら里美は良子の生まれ変わりだなと、誰でも思うことだろう。確かに石岡君でなくても男性はこんな女性を追い求めているのだと思う。
3編とも傑作で、非のつけどころが無い。そして全編に島田氏の優しさが溢れている。島田荘司は本当に人を感動させられる数少ない作家だと思う。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|