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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
里美がステキだ,
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レビュー対象商品: 最後のディナー (単行本)
御手洗(石岡&里美?)シリーズの短編集。『里美上京』、『大根奇聞』、『最後のディナー』の3編を収録。原書房から出ている『石岡和巳の事件簿』に書き下ろされた『里美上京』を筆頭に犬坊里美を中心にストーリーが展開される。里美は打算や醜さや嘘に満ちた女性の対極にいて、男性の求めているもう一人の自分のような女性の象徴のような存在であまりに魅力的だ。『異邦の騎士』を読んだ方なら里美は良子の生まれ変わりだなと、誰でも思うことだろう。確かに石岡君でなくても男性はこんな女性を追い求めているのだと思う。 3編とも傑作で、非のつけどころが無い。そして全編に島田氏の優しさが溢れている。島田荘司は本当に人を感動させられる数少ない作家だと思う。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
心暖まる短編集,
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レビュー対象商品: 最後のディナー (単行本)
他の御手洗潔シリーズの短編集のように凝った謎や派手な展開は存在しないが、「異邦の騎士」のころへ石岡君が回想をはせたりと島田氏のファンならとても楽しめる短編集である。収録されている3つの話し全てが暖かい話で特に本の表題にもなっている「最後のディナー」は強い愛が描かれている。ミステリーとしては弱いかもしれないがとても心に残る本としてお勧めできる。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
切なさがクリスマスの夜に降る。御手洗シリーズの傑作短編!,
By やーまん (東京都西東京市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 最後のディナー (角川文庫) (文庫)
心が痛むほどの透き通った愛を描く「御手洗シリーズ」珠玉の短編集!龍臥亭で出会った里美と石岡に新たな事件が。僧侶を救うため、老婆は噴火で一面灰に覆われた畑から誰にも見咎められず大根を引き抜いた!?「大根奇聞」などを全3編を収録。 1.里美上京 2.大根奇聞 3.最後のディナー とどれも短編となっていますが いずれ劣らぬ、超優良短編集となっています。 御手洗ファンにはざんねんですが、この本では「龍臥亭事件」後の 石岡和己の活躍をかいた傑作選。 1では、里美の元気さ爆発!ただ、そこに石岡は、失われた女性「石川良子」の思い出を 重ねる。寂しさ、失ったものの悲しさを超えて、目の前にいる里美とともに 明るい明日を信じる石岡君。何度よんでも、ほほえましい、良作です。 2は、不思議炸裂、だけど、ヒモをといたら、とてもよい話になっていて、 味わい深いです。 表題ともなった、3.最後のディナーは、涙がでました。 最初のほうの石岡君が英語に四苦八苦しちゃう場面は腹筋がいたくなるような おもしろい描写ですが、物語の本質は、非常に深い悲しさの中に最後に一つの 希望を差し出す、島田氏作品のすばらしさがきわだっています。 この本は今でも宝物で、クリスマスの時期が近づくと、なんだか読み直しちゃう傑作です。 龍臥亭事件の後日談をお知りになりたい方も、そうでないかたも、 せちがらい世の中にいやけがさしたときに、ココロに効く本です!
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