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最後から二番めの真実 (講談社ノベルス)
 
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最後から二番めの真実 (講談社ノベルス) [新書]

氷川 透
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

逆さ吊りの女子大生を巡り美しい推理が炸裂!

監視された部屋から犯人と被害者はどう出たか。

女子大のゼミ室から学生が消え、代わりに警備員の死体が。当の女子大生は屋上から逆さ吊りに。居合わせた氷川透はじめ目撃者は多数。建物出入り口はヴィデオで、すべてのドアは開閉記録で見張られる万全の管理体制を、犯人と被害者はいかにかいくぐったか?奇抜な女子大生と氷川が究極の推理合戦でしのぎを削る!

内容(「BOOK」データベースより)

女子大のゼミ室から学生が消え、代わりに警備員の死体が。当の女子大生は屋上から逆さ吊りに。居合わせた氷川透はじめ目撃者は多数。建物出入り口はヴィデオで、すべてのドアは開閉記録で見張られる万全の管理体制を、犯人と被害者はいかにかいくぐったか?奇抜な女子大生と氷川が究極の推理合戦でしのぎを削る。

登録情報

  • 新書: 368ページ
  • 出版社: 講談社 (2001/02)
  • ISBN-10: 4061821709
  • ISBN-13: 978-4061821705
  • 発売日: 2001/02
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 652,605位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 《氷川透》シリーズの第三作, 2009/3/24
By 
- レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 最後から二番めの真実 (講談社ノベルス) (新書)

女子大のゼミ室に入ったはずの学生がいつの間にか姿を消し、代わりに警備員の死体
が、残されていた。しかも、消えた女子大生は、屋上から逆さ吊りにされて死んでいた。

建物の出入り口はヴィデオで監視され、各室のドアの開閉まで全て記録され
ているという、万全の管理体制の中、犯人はいかにして犯行をなし得たのか?



被害者がどのような経緯で殺害され、屋上からの逆さ吊りに至ったのか――端的
に言い換えれば、本当にゼミ室に入ったのか否か――が、最大の焦点となります。

これについて、作中の“名探偵”祐天寺美帆が提示する仮説は、
意外性には乏しいものの、納得度の高い美しい解決といえます。

一方、美帆が知り得なかった手がかりを加味し、氷川透が導き出した
“真相”はかなり複雑で、犯人側からすると、犯行が露呈する可能性
も多分に内包したリスキーな代物(ご都合主義的な《操り》も不自然)。

のみならず、いわゆる《見えない人》パターンのトリックを導入したことにより、
“論理的に唯一あり得る犯人”を導き出せない状況を生んでしまっています。


以上のように、パズラーとして本作をみると、若干の瑕疵はあるのですが、
“ゲーデル問題”に真摯に向き合い、作品に昇華しようとする著者の姿勢
そのものには、素直に感服させられました。




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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 この著者, 2005/10/1
レビュー対象商品: 最後から二番めの真実 (講談社ノベルス) (新書)
 の本は初めて読んだ。メフィスト賞だというだけで読んだ。
 まぁ、つまらなくもないが、別段面白くもない。
 暇つぶしには持ってこいかもしれないが、別に心に残ることはあまりない。
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6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 秀逸! 激賞! まずは読もう。, 2001/3/14
By カスタマー
レビュー対象商品: 最後から二番めの真実 (講談社ノベルス) (新書)
 激賞ものだ。『真っ黒な夜明け』『密室は眠れないパズル』に続く第3弾の名探偵もの。最先端の本格推理小説である。舞台は聖習院女子大学哲学科。逆さ吊りにされた女子大生と、密室で殺された警備員を結ぶ美しい論理とは何か。

 この作家は「書ける」。読みやすい。感動を誘う文体ではないが、流れるような文体の滑らかさがある。それは頭でっかちの知性を前提としている読みではあるが。東京大学哲学科の出身だけあって、ペダンティックな装いも忘れていない。何よりも本作では、アカデミックな世界の雰囲気をよく伝えている。いわく、出身大学と赴任大学、主任教授と平教員、助手の地位、女子学生との隠微な関係、女子教員との爛れた関係、教員と職員などなど。

 その雰囲気の中で闖入する名探偵(!候補)の氷川透。そして突然名探偵の素質に芽生えた女子大生。2人の名推理が見物だ。第2名探偵の推理する空中楼閣は、あまりにも美しすぎて「最後から二番目の真実」であった。この題名は秀逸だ。

 後期クイーン論(名探偵論)、ラッセルのパラドックス、ゲーデルの不完全性定理など、その方面に興味を持つ読者にも堪らない魅力だ。

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