この本は羽生善治さんが登場した1989年(平成元年)以後のいろいろな将棋界の出来事をまとめ上げたものです。
前半は平成将棋の歴史=羽生さんの歴史。後半部分は羽生さんに挑戦する若手、個別の棋士に将棋界の話を聞いています。
全編を通じて興味深いのが内部の人にしかわからないエピソード、オープンにしていないような情報も出てくることです。
こういう本はほとんど初めてではないでしょうか。
この本はファンはもちろんですが、将棋のルールが分からなくても、独特の業界話として興味深いと思います。またベテランから若手まで棋士たちのホンネがそこかしこにでてきて楽しいです。
七冠後の羽生さんの歴史もすべてフォローしているのも嬉しいです。個人的にこんな本があったらいいのにと思っていた内容が盛りだくさんというか、それ以上の情報量で大満足の一冊です。買ってみて損はない本だと思います。