爺である私の、更に父親の世代である著者、谷沢氏。豊かな学識を以ってしても、
加齢臭から逃れることは出来ず、仄かに説教くさい。また、初めてこの手の本を
手に取る人以外には、本書には特に目新しいことは書かれてもいない。
それでいて、内容は腹に落ちることが多い。知っていたはずのことを、改めて指
摘され、基本が如何に大切か再認識できた気がします。
漢字力、語彙力、文章のスタイル、読解力、そして文章力。
日頃、きちんと日本語の修養を積んでいる人は、本書から得るものは特に無いと
思います。やるべきことは充分わかっていて、サボっている人は、やるべきこと
が短時間で再確認できるので、お勧めです。