内容紹介
究極の癒しへ導く、慈悲と智慧の世界。
<ポイント>
●日本最高峰の緻密さを誇る曼荼羅図のハイビジョン撮影
●癒しと悟りの両界曼荼羅図ステッカー付き
●特典映像では、日本の音楽や語りに大きな影響を与えた声明を聞きながら曼荼羅をご覧頂けます。
*声明とは日本の伝統音楽のひとつで、仏教の儀式・法要で僧の唱える声楽。平曲・謡曲、民謡、浄瑠璃の原点と言えるもの。
製作:佐内弘人、加藤東司
ナレーション:青山勝
<内容>
「文字では表現できない悟りの世界を現す」・・・1200年以上も前に空海がもたらした胎蔵曼荼羅と金剛界曼荼羅。見る人に、安らぎと癒し、感動さえも与える圧倒的な美しさによって現された世界がある。既に空海が持ち帰ったものは無いが、古き貴重な国宝は存在する。だが、長い年月を経ているがゆえに、損傷部分もある。曼荼羅図は“いろと形”こそが悟りの世界を伝える手段である。そこで、慈雲山曼荼羅寺観蔵院住職にして大正大学学長でもあった小峰彌彦氏、他4名の密教学者が100回にもわたって仏教経典を検討し、曼荼羅図の色、尊格の姿、全体構成等をあらためて明確にした。それに基づいて日本画家の大家、染川英輔氏が、18年の歳月を費やして完成させたのが、観蔵院所蔵の絹本著色両界曼荼羅図である。大きさは縦2.3m、横2.1m。染川画伯が、仏の姿に絵絹の合わせ目がくることを嫌い、織機の制作から依頼。1枚ものとしては日本最大級の絵絹となった。一筆たりとも描き損じが許されない中、染川画伯が描いたこの曼荼羅図は日本最高峰の緻密さを誇り、世界的な美術的価値を持つ。まさに空海がもたらした曼荼羅図の完全復活である。
胎蔵曼荼羅は、女性が慈愛を胎内で生命を育み生み出す営みのように、悟りによる慈悲の展開を、金剛界曼荼羅は強く堅固な悟りの智慧の働きを示している。染川画伯が全身全霊をかけて描いた1800以上の仏尊の姿に、心洗われ、癒される。1200年以上も祈り続けられる、曼荼羅図というスピリチュアル・スペース。混沌の時代、寄る辺無き時代にその重要性は益々増してきた。観蔵院曼荼羅図の映像化によって、悟りの宇宙は改めて身近になった。
そして小峰彌彦氏が提唱される「曼荼羅的思考」・・・全体と個性豊かな各々との調和。 世界に平和をもたらす思考が曼荼羅図にある。
本編65分/特典映像33分
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
1,200年以上前に空海が日本に初めてもたらした仏教の集大成・曼荼羅図の魅力に迫る。釈尊の入滅後に登場する、1,800もの仏尊が描かれた悟りの宇宙・曼荼羅図。日本最高峰の緻密さで描かれた観蔵院所蔵曼荼羅図から、その魅力を紐解いていく。