内容(「BOOK」データベースより)
戦前から戦後にかけて大量の日本語の書物がアメリカに渡った。これらの本は、誰が、なぜ、どういう経路で入手し、どのように使われたのか。「リテラシー史」という問題意識から日本語蔵書の軌跡を追いかけ、日系人捕虜収容所、米軍日本語学校、占領下の日本語図書購入、困難な目録化など、書物をめぐる人と場所の関係に新たな領域を切り開く力作。
出版社からのコメント
戦前から戦中・戦後にかけて、大量の日本語の書物がアメリカに
渡りました。それらはどういう経路をへて、今ある場所にたどり着いたのでしょ
うか。その移入を担ったのはどういう人だったのでしょうか。彼らの日本語リテ
ラシー(読み書き能力)はどのようにして獲得されたのでしょうか。このような
問題意識から、多くのアメリカの大学や図書館に足を運び、多くの人々への聞取
りから、書物をめぐる人々の記憶を掘り起こします。日米開戦、日系人捕虜収容
所、米軍日本語学校、占領下の日本語図書購入、困難な目録化、収蔵と電子化の
問題などの目眩く新事実の発掘の上に「リテラシー史」という、書物と読書をめ
ぐる新分野の魅力と可能性を実感させる力作。