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最も参考になったカスタマーレビュー
57 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
外的概説,
By 高梨 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 書物としての新約聖書 (単行本)
聖書を読んでいて疑問に感じたこと、理解できなかったことは、そのままにして置かずに、注解書やこういった「概説書」を読んでみることをおすすめします。聖書はただ何となしに読んでいても大した理解は得られませんし、(聖書のみを)「何度も読み返せば理解が深まる」わけでもありません。 正典の成立過程や写本の種類、古代から現代に至るまでの翻訳の歴史など、聖書の「外的」な解説がていねいに述べられています。 そういうわけで、いらいらすることなく知りたいことを知ることができると思います。特に既存の教会や普及している教会訳に対する歯に衣着せぬ物言いは、個人的にも何となくモヤモヤと胸につかえていたものの輪郭を確認できたのを非常に幸運なことだと思っています。
44 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ここは迷わずに「買い」です!,
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レビュー対象商品: 書物としての新約聖書 (単行本)
従来の「聖書・神学辞典」や「註解・講解書」の類に欠けていた、本当に知りたいと思う事柄は、ほぼ網羅されています。他のレビュアーの方が、既にご指摘のように、「文章=日本語」「構成」ともによく練られていて、実に読みやすいです。また、教職が(知っているくせに)信徒には教えたがらない「事実」を確認するための、辞書的な使い方も可能です。文献批評学を学ぶ学生さんの最良の入門書としても使えるでしょう。例のごとく(笑)、「田川節?」も随所で炸裂しており、サービス精神満点。決して読者を飽きさせません。これだけの大著を、共著者なしに独力で完成された田川氏のお力・志の高さには、ただただ敬服するのみです。ティンダルに対する氏の思い入れの深さの理由も、よく理解できました。「聖書」翻訳、研究とは一生を賭した、まさに命がけの作業なのですね。曲がりなりにも「日本語」で聖書を読める現代の幸福(しあわせ)。(もっとも、新共同訳ではまともな註釈なしですが)。 願わくば、予告されておられる「新約聖書・訳と註」全巻の出版が可能になりますように。
67 人中、61人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
感動的労作、歴史に残る金字塔,
By 灰色のアルベリヒ (横浜市港北区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 書物としての新約聖書 (単行本)
大作で、なかなかのお値段だが、一読、大変な価値のある本とわかり、そんな下世話な感情は消え去る。著者はこの本を「新約聖書概論序説」と位置付けておられるが、目次をご覧になればわかるように、4部にわたって新約聖書研究の予備知識が見事に1冊の本にまとめられている。新約聖書について、多少真剣に学ぼうと思われる方は、まずこの本から出発するのが良かろう。私自身は全くの門外漢であり、年齢的にもこれからこの分野で勉強をすることはないだろう。しかし、病を得てベッドで半生を振り返る中で、この書に巡り会えたことを大変幸せに思う。勿論、細かい点で著者の意見に疑問を感じる点はあるが、全体としては見事というほかにない。あえて言えば、著者を「友人にして論敵」とおっしゃる、荒井献氏が中心になって発行された岩波版の邦訳聖書についての著者の意見が時間的制約で欠けているのが非常に残念である。増補改訂を、またこの本を土台として幾世代の後まで改訂を重ねてゆくことを望む。著者は最近W.ティンダルの伝記の邦訳を上梓された。私は未読だがその意義は大きいと思う。が、著者には、本書で予告されている日本語による高水準の「新約聖書概論」(本書の続編というか、むしろ本編)を是非書き上げられて出版されることを、強く強く希望する。あと余談だが、私のように門外漢で孤独な読者には、シナイ写本を示すヘブライ文字の読み方がわからず困っておられる方がおられるかもしれない。(私の見落としがなければ、本書には説明がない)あの字は、アレフ(aleph)と呼ぶ。私の専攻が聖書学とは全く違う分野であるためになじみがあったという妙な幸運でした。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
このテーマ、ボリュームを楽に読ませるのは驚き
書店で見かけても、電話帳のようなボリュームに圧倒されて、ずっと敬遠していた。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 無覚
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