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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まさに書きあぐねている人のための本だと思います,
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レビュー対象商品: 書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫) (文庫)
まさしく、書きあぐねている一人のモノカキとして、この本を読ませていただきました。
これまでも、小説入門と銘打つ本をいくつか読ませていただきましたが、大体はストーリーの組み立て方、登場人物の作り方、風景の書き方など、書き方のハウツーを中心に書かれているものが多いです。 でも、いくら書き方を学んだところで、それは『どこかで読んだ内容』『どこかで見た表現』であって、お手本ありきの習作にすぎない。 結局出来上がったものも、創造性のない、どこか面白くないものになってしまいます。 この本で、保坂さんは、そのようなハウツーの話は一切しません。 代わりに、一人のプロの小説家として、それらの問題にどのように向き合い、力を振り絞って、独自の文章を紡ぎだしてきたかを赤裸々に語っています。 そこには、独自性のあるモノを書きたいと思っている人なら必ずぶつかるような、悩み、ふがいなさ、苦労が存在し、彼がそれをどのように乗り越えたかが、読み進めるにつれて実感できます。 モノを書きたいと思う人の、心の中のもやもやしたものに焦点を当て、彼なりの答えと考えを真正面から示す。 悩めるモノカキにとって、そんな有り難い本はめったにありません。 もちろん『書きあぐねている人』には、アマチュアからセミプロ、もうすぐ新人賞という人までスタンスは様々だと思いますので、誰にでも完璧な答にはなりえませんが、それでも本気でモノカキに興味があれば、読む価値は十分にあると思います。 オススメです。 (逆に、書くことに興味がなければ、保坂ファン以外にはあまり意味がない内容だと思われます)
43 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
そうかな、書きあぐねている人に最も必要な内容だと感じたけど,
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レビュー対象商品: 書きあぐねている人のための小説入門 (単行本(ソフトカバー))
保坂さんの本が好きでも、嫌いでも、ストーリーテラーであっても、逆でも。 いずれにしても、本当に書くことに真摯に向き合っている人には とても心に響く内容であったように感じました。 いわゆる「ハウツー本」ではないので、今まで日記しか書いてない人が いきなり小説を書くために読む本ではないように思いました。 それならもっと別にいい本があると思います。 でも、言葉にできない何かを言葉にするために戦っているような人には
41 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
小説の正体を解き明かすヒント,
By Hironobu SUZUKI (東京渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 書きあぐねている人のための小説入門 (単行本(ソフトカバー))
神田の書店をうろついていて、たまたま手に取ったのが出会いでした。小説入門とはいうけれど、これを読んで書けるわけではありません。これは「小説とはなんぞや」ということを書く側から見た本です。評論家など小説を書かない側、つまり読む側からの「小説とはなんぞや」という本はたくさんあるのですが、小説を書く側から書いた本は、この本の中でも紹介しているけれど高橋源一郎の本ぐらいしか私も知らない。この本を買おうと思ったのは、手に取ったとき、「なぜ、一気読みできる小説はつまらないのか?」の節を読んだからです。まさにポンと膝を打った(って、立ち読みじゃできないけど)瞬間です。そもそも小説を書こうと思ってこの本を読んでも無駄です。私の理解では小説を書く力=感性の力と著者はいっているからです。本一冊読んでどうのこうのなるものではないのですが、一方で本当に小説を書くべき力を持った人がこの本を読めは背中を押してくれるはずです。まさに「書きあぐねている人のための」というタイトルはぴったりの本です。もちろん書かなくても小説というものの正体を解き明かすためのヒントがいっぱい入っています。小説が好き嫌いにかかわらずお薦めですよ。
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