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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
フィールドワーカー必読,
By 梵太 (メリダ島) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 暴走族のエスノグラフィー―モードの叛乱と文化の呪縛 (単行本)
佐藤郁哉さんといえば、日本で質的調査をする方なら知らない人はいないと思います。 私はこの本を読むまで、日本が世界的に見て暴走族(暴走行為をする若者) が多いということすら知りませんでした。筆者は彼らのインタビューや集 会への参加(参与観察)を通して得た質的なデータを丁寧に説明していき ます。暴走族の若者が生きる「物語」、マスメディアの作り出す「物語」、 それぞれの交錯する様子が描かれ、最終的な落としどころは非常に興味深 かったです。 質的データの扱いが本当に丁寧なので、フィールドワークの入門書を読む のもいいですが、「習うよりも感じろ」というフィールドワーカー必読の 一冊だと思います。
5つ星のうち 5.0
エスノグラフィの基本書,
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レビュー対象商品: 暴走族のエスノグラフィー―モードの叛乱と文化の呪縛 (単行本)
この本は暴走族について、質的調査(参与観察)と数量的調査(アンケート調査)を行い、暴走族に参加する若者について詳細に記録している。また、多くの文献調査も行っている。インタビュー調査からは、参加する若者が何を目的として暴走に参加するのかが書かれており、いわゆる、「低学歴」や当時(80年代)の「落ちこぼれが」その教育制度や社会システムに異議を唱えて、暴走行為を行っているのではない事を表している。 ただし、いくつかの調査上の問題点も指摘されている(社会階層について触れられていない事等)。 しかし、本著の功績としてシカゴ大学のサトルズ教授の「恥知らずの折衷主義」のもと書いた本であり、日本ではまだまだ主流とは言えない方法でまとめた点において、日本の社会学を大きく前進させた本だと考えた。 社会学で読むもよし、文化人類学で読むもよし、都市民族誌を学ぶのであれば一読するべき本だと思う。
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