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5つ星のうち 5.0
ぐいぐい読ませる!,
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レビュー対象商品: 暴走ボーソー大学 (単行本(ソフトカバー))
『天平冥所図会』をたまたま読んで面白さに感激、同じ著者による最新作ということで読んでみました。歴史小説だった前作とはガラッと変わった題材で、はじめは少し戸惑いましたが、読みだすと止まらない!結局1日で読破しました。ポーカーフェイス風ユーモア、謎解きの牽引力、キャラクター創りの妙、読後感の温かさと爽やかさ、等々は前作同様で、どんな題材を扱ってもさすがA級のストーリーテラーだなぁと舌を巻きました。私自身はけっこう学問好きの真面目な大学生だったので、ここに登場するようなチャラいお気楽大学生たちに果たして感情移入できるか読む前は不安だったのですが、読み進めるうちにどの子もみんな、本当にいいやつだなぁ!と思えてきました。著者の分身と思われる非常勤講師が、主人公たちのサークル活動を“評価”して、役に立つことを目指して頑張るなんてナンセンス!と説を垂れる場面があり、思わず心の中で大拍手してしまった私です。というのも、高校生のころ教師から、直接的には何の役にも立たない勉強に没頭できるのが大学、好きなことを存分にやりなさい、と言われ奮起した覚えがあるから。真面目といっても調べ物オタクみたいな学生だったわけだし、主人公たちとは思わぬところで波長が合いました。昨今は不景気で世の中世知辛くなったせいか、周囲の若者を見ても考え方が現実的というか損得に縛られて汲々と生きている人が多いように感じます。そんな若い世代や、そんな世の中にしてしまった私たち大人世代へのメッセージもさりげなく込められていて、面白可笑しいドタバタ劇なのに妙に心に沁みいる作品でした。 それにしても、この著者は扱う題材がその都度ビックリするほどバラバラで、ファンを戸惑わせますね。読んでみればそれぞれ面白いのですが、固定ファンが付きにくいのではないかと心配してしまいます。私としては歴史物『天平冥所図会』の続編を期待しています。
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5つ星のうち 5.0
読後感のよい青春小説,
By 道岡 敏 (川崎市麻生区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 暴走ボーソー大学 (単行本(ソフトカバー))
楽しく一気に読み終えました。ミステリ風味の青春キャンパス小説です。それぞれ癖の強い登場人物たちのキャラが作りこまれていて、生き生きしています。全入時代の大学の風景など、時代もよく書き込まれています。ストーリーにも牽引力があって、映画やテレビドラマの原作に採用されてもおかしくないですね。 登場人物の秘密がひと通り明かされたところで、過去のエピソードでもその後の話しでもよいので、続編が読みたいと思いました。
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