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493 人中、485人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
チェルノブイリを超えた福島,
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レビュー対象商品: 暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと (単行本)
チェルノブイリ原発から4km離れたプリピャチ市は、毎時3〜4マイクロシーベルトの放射線のため居住が禁止され、 原発事故から25年経った今でも廃墟のまま、立入禁止区域となっていることを この本を読んで初めて知りました。 一方福島の学校では、毎時3.8マイクロシーベルト以上となった場合、 校庭での活動が制限されるだけです。 福島の子供達は、プリピャチ市以上の放射能の中で生活しています。 それでも政府は、健康には影響がないと繰り返し報道し続けます。 3/13に著者が双葉町で放射能を計測したところ、 1,000マイクロシーベルトまで測れる検知器の針が振り切れました。 枝野官房長官の記者発表は、 『ベントにより想定される範囲内で、管理された形で、 微量の放射性物質を含む気体が放出をされているという状況でございますが、 人体に影響を与える放射線が放出をされているものではございませんので、 ご安心をいただければというふうに思います。』 3μSvで25年以上立入禁止にする国と、片や1,000μSv以上でも安全だと公表する国。 3/15の飯舘村では、著者の100マイクロシーベルトの検知器の針が振り切れたそうですが、 IAEAが3/30に住民の避難を訴えたにもかかわらず 計画的避難区域に指定されたのは4/22、実際に避難が開始されたのは5/15でした。 この間、どれだけ被曝したのでしょうか・・・ そして、まだ放射性物質が撒き散らされ続けているというのに 政府は、もう避難者の帰宅について検討を始めています。 旧ソ連では、地表を削り、水道工事や道路の舗装工事など、 様々な方策を実施しても放射能を除去できなかったため、 チェルノブイリ原発事故から10年経った1996年に、ポレスコエ市の住民を移住させたとのこと。 旧ソ連政府は、10年後に、帰宅させるのではなく、避難させたのです。 このように旧ソ連政府は現在の日本以上の対策を実施しましたが、 結局、子供の甲状腺がんの発症は、 ホイニキ地区でヨーロッパ平均の2,650倍になったそうです。 奇形動植物が目に付くようになり、奇形児の出産も増加しました。 福島の5年後は一体どうなってしまうのでしょう・・・ 旧ソ連以上に、国家によって人権が侵害され、人命が軽視されている日本。 全体主義国家の旧ソ連にできたことが、なぜ、日本にはできないのでしょう? 日本は本当に民主主義国家なのでしょうか? 原発による電気の供給は、国民の命よりも優先されるべきものなのでしょうか? 『プルトニウムは飲んでも大丈夫』だと言い放ち、 TVで放射能の安全を強調している御用学者の皆さん、 学問とは、権力におもねるものではなく 真理・真実を探究するものなのではないでしょうか? それとも、電力会社からの巨額の研究費は、真実に勝るのでしょうか? 子供たちの命を犠牲にしても、研究費が欲しいのですか? 犠牲になるのが自分の子供でも、研究費を選びますか? 3.11以降、福島第一原発事故を過小評価しようとする政府の大本営発表を垂れ流して 国民の関心を原発事故から逸らし、 今度は電力不足の不安を煽っているマスコミの皆さん、 国民に真実を伝えずに、大口スポンサーを擁護するのが マスコミの使命なのでしょうか? 太平洋戦争から70年、主が軍部から財界に変わっただけで 依然として世論操作の走狗となって、国民を欺くのですか? 原発を推進している皆さん、 福島の全く罪の無い人たちが被曝しているのに、まだ、原発利権を貪るつもりなのでしょうか? あなた達の愛する家族が被曝すれば、考えを改めていただけるのでしょうか? あなた達から見れば、私達国民は虫けらのような存在なのかもしれませんが、虫けらにも五分の魂があります。 心ある政治家の皆さん、電力会社や原発推進勢力の圧力に屈しないでください。 どうか私利私欲に走らずに、国民一人一人のことを考えて、行動してください。 国のため、国民のため、そして子供たちのために。 今の日本には、維新の志士のごとき、まっこと国を想う政治家の登場が望まれます。 そして私達国民には、容易き事と正しき事の選択が迫られています。 私達には、原発推進勢力のような財力も権力もありませんが、 闘う政治家を選ぶことはできます。 子供たちのために、日本の未来のために、国民の目線で、国民と共に、 私達国民を虫けらのように踏み潰そうとする原発推進勢力と、闘ってくれる政治家を選ぶことはできます。 私達は、このまま、ただ黙って踏み潰される訳にはいきません。 子供たちの命を守るためにも。 子供たちを見殺しにはしません。
240 人中、235人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
温故知新,
By まりえ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと (単行本)
1986年の事故当時は旧ソ連体制下にあったチェルノブイリ原発と、それから25年も経ち情報網が発達し、法治国家、民主主義、経済大国等々、一応先進国とされている現在の日本と、事故時の対応がまるで変わらないことに愕然とする。国家に権力が集中していた旧ソ連のほうが国が責任を持っているということが明確な分、今の日本よりもまだましな気が...。多分、日本もチェルノブイリと同じような道を歩むのだろう。文部科学省が20msv/hを撤回しようとしまいと、政府や自治体が食物の汚染値を公表しようとしまいと、本著を読めば今後のことはある程度想像がつくので、せめて十分に用心して暮らそうと思う。特に、水や食物による内部被曝の影響の大きさを具体的に再認識させられた。保育関連の仕事をしており、事故後は風評被害なのかと悩みながらも子どもたちの食材については安全が疑わしいものを使わないようにしてきたが、今後もずっと継続していこうと思えた。(いつまで続けたらよいのか終わりがなさそうなところが怖いが...。) 著書には書いていなかったが、この本の印税は福島で6月に発足予定の市民食品放射能検査所の食品放射能検知器購入のための資金として寄付されるそうだ。すでに機器は発注済みだとか。著者は"日本がチェルノブイリ事故から何かを学んだかというと、何も学ばなかったと言わざるを得ない。"と書いているが、もはや情報を隠せないこと、情報の拡散スピードが速いことで今からでも変えられるかもしれないと少し希望を持てた。
145 人中、141人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
SCREAM!!!,
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レビュー対象商品: 暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと (単行本)
チェルノブイリの事故を永年取材し続けてきたフォトグラファー広河隆一氏による今の日本への警告。福島第一の事故後もすぐに現地へ飛び( 被ばく覚悟で )、現地の放射線量を計り、現地の取材を重ねた。政府があいまいな情報しか出さない中、何も知らずに高線量地帯にいる地元の人間に事実を教え避難させたりと、前半からリアルすぎる内容に読み始めてすぐに引き込まれた。チェルノブイリの事故での教訓を一切活かす事ができなかった政府、電力会社、保安院に対する不信感を爆発させている。チェルノブイリの事故を通し明かされる被ばくの現実を福島に置き換え、これからの日本の姿を教えてくれる。アツ過ぎるメッセージ本である。超オススメ。
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