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35 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
暴力団とは何か,
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レビュー対象商品: 暴力団 (新潮新書) (新書)
ヤクザや裏社会の取材では多く著書を持つ有名な溝口氏の新書だけあって一通り暴力団の概要を把握することができる。内容は既に一般的に知られている事柄が多いものの、最近の社会の暴力団排除の動きを受けた苦しい現状が描かれているため、いい女を連れて高級車を乗り回すかつてのイメージは完全に払拭されるに違いない。 また、組の若い衆が問題を起こすと組長にまで、警察の手が及ぶ現状の姿はやや気の毒に思うものの、本書を一読すれば暴力団を恐れて脅しに屈するっような事はなくなるかもしれない。 こうした取り締まり強化が暴力団のマフィア化(実態がみえない非合法組織)を招かないか、といった点が危惧されるものの、暴力団排除の動きは当面続くと思われる。 元々任侠やヤクザ社会に興味を持っている人にとっては、暴力団の表面上の説明に終始している点が多く、物足りないと思うが一般に知られていない暴力団社会の概要把握には良書であると言える。
48 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
暴力団には悪い暴力団しかいない。,
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レビュー対象商品: 暴力団 (新潮新書) (新書)
暴力団をあつかったノンフィクションでは、随一のライターである著者が「暴力団ものの集大成」として書いたとういうだけに、 細部にこだわって、疑問が氷解するるようにできている。 例えば力士のやった野球賭博に、暴力団は登場しない。 それは、暴力団自体が、これを維持する力が無くなっているからだ。 胴元は、元力士の「半グレ集団」だった。 例えが歌舞伎俳優Aを殴ったのは、暴走族上がりの関東連合0Bだった。 かつては、こういった面々が暴力団員の予備軍だったが、いまは、 暴力団になろうとはしない。なっても金が稼げないからだ。 元漫才師Aは、元ボクサーBを通してしか暴力団幹部Cとの接触はなかったといったが そのカラクリはこうだ。暴力団の世界では、紹介者を飛ばして、直接A とCが連絡することはタブーなのである。 なぜならそれをされてはBのメリットが何も無くなる。 暴力団のシノギ(金を稼ぐ)のネタ(方法)は、そう多くない。 覚醒剤、恐喝、賭博、ノミ行為。 元ヤクザのひとりはこう言う。 「政治家には良い政治家と悪い政治家が、警察にも良い警察と悪い警察が 商人にも良い商人と悪い商人がいるが、暴力団だけは悪い暴力団しかいない」
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
暴力団入門,
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レビュー対象商品: 暴力団 (新潮新書) (新書)
暴力団とは何かが分かる入門書である。彼らの実態を分かりやすく説明している。最近の事情も反映しており、ヤクザはこれから消える職業であることが分かる。 その代わり、市川海老蔵殴打事件を起こした関東連合OBのような半グレ集団が犯罪組織として台頭してきていることも書かれている。 本書は分かりやすいのではあるが、その反面、記述が簡潔で内容が薄いとも言える。 あくまでも入門書とするべきだろう。
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