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暴力の連鎖を超えて―同時テロ,報復戦争,そして私たち (岩波ブックレット 561)
 
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暴力の連鎖を超えて―同時テロ,報復戦争,そして私たち (岩波ブックレット 561) [単行本]

加藤 周一 , 井上 ひさし , 樋口 陽一
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

米国の経済・軍事中枢に対する大規模テロからアフガン報復戦争へ-.21世紀開幕の年は,暴力と憎悪と流血に彩られた.これらの事態を,私たちはどう捉えたらいいのか.この年の秋,約30人の研究者,評論家,作家らが発足させた「憲法再生フォーラム」が,この問いに真正面から答えるシンポジウムを開催した.熱気溢れる発言の記録.

内容(「BOOK」データベースより)

本ブックレットは、二〇〇一年一一月二〇日、東京で行われた憲法再生フォーラム発足講演会の記録である。本来の意味における国際社会で発生している問題を現実的に解決していく展望が、現憲法の条文、とりわけ第九条を実践するところにあることを、明らかにしている。

登録情報

  • 単行本: 64ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2002/2/20)
  • ISBN-10: 4000092618
  • ISBN-13: 978-4000092616
  • 発売日: 2002/2/20
  • 商品の寸法: 20.4 x 14.4 x 0.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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45 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みゃ
形式:単行本
購入しようかどうか迷ったのですが、本屋さんでパラパラと見てこれはじっくり読みたい!と思いました。
フォーラムの発言集なので読みやすく、それぞれの専門家が自分の立場で簡潔に発言されています。

世界では何が起こっているのか?
日本はどうなるのか?
世界は日本をどう見ているのか?
何か出来ることがあるのか?

という私の思いに沿った内容だったと思います。

加藤周一氏のベトナム戦争より湾岸戦争、湾岸戦争よりアフガニスタン攻撃についての情報は格段に少なくなっている。いくつかのシーンをテレビで見ることで情報化社会になったと錯覚してはダメなのだという指摘にはっとしました。

井上ひさし氏の9月11日のテロ後1週間目のアメリカの世論調査では80%が報復戦争に慎重な姿勢だったという結果や、中村哲氏の公演会に主催者の予想以上の人とカンパあつまり、日本でもたくさんの人が本当のことをしりたがっているという報告も、あぁ、そうなんだと。

なんとなく変化しようとしているのではなく、着実に世界を戦争へ導きたい人たちもいて、それに対峙する人たちもいるということがわかった。

人間社会は捨てたものじゃないなと思えるし、あきらめないで何が起こっているのか、事実を知る努力と、自分がどう感じるのかを伝えることが大事だと思った。

世界や日本を一面だけでわかった(わからない)気にならず、事実や、現場を知ることで想像力を働かせようと。
いろんな人に貸してあげようと思っています。

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37 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くま
形式:単行本
昨年11月20日に行われた憲法再生フォーラム発足講演会の記録である。私は知らなかったのだが、迫り来る危機的状況の中、このような組織が発足していたのだ。メンバーを見ると凄い。11月現在会員は32名。すべてこういうテーマで一冊の本を書ける人ばかりである。いわば(岩波系という特徴はあるものの)現代日本の良心が一同に会した感がある。このフォーラムは研究会である。憲法「改正」のスピードが加速されつつある今、現代の情勢の「客観的な情報を集めたい」「政治運動ではないので、意見をさまざまな形で発表し」「政治的な活動をしている人達に役に立ててもらいたい」という目的で作られた組織らしい。

メインスピーカーの四人以外にも、このブックレットで発言されている人いる。(小森陽一・小倉英敬・佐藤学・杉田敦・坪井善明・暉峻淑子・持田季未子・山口二郎・杉原泰雄)だから1人1人の発言は極短い。いまの情勢を全面的に解明する本ではない。しかし、彼らがこのようなフォーラムに参加してきた経緯を聞く中で、いろいろな鋭い指摘を聞いて刺激を受けることは必至であろうと思う。特に加藤周一氏は、その時々の情勢に積極的に発言はするが、あらゆる政治的な組織に属することを嫌ってきた評論家である。それが研究会といえどもこのような組織のメンバーのみならず代表になっていることに注目したい。情勢はそこまで切迫しているということなのかもしれない。戦後丸山真男らが参加した平和問題談話会以上の影響力をこのフォーラムがもつことを望みたいと思う。

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