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折りも折(2004.8)、サッカーアジア杯での露骨な反日行動に、さすがに多くの日本人がムッときた。日本の大陸侵攻に反日の原因を求める言い方が主流であったが、この本を読めば中国の反日・侮日は彼の国の処世術であることが判る。
満洲事変・支那事変など起こらなくても彼らの反日は存在し続け、それは国の体制を問わず「中国」があるかぎり必要なものなのだ。
特に面白かったのが宣教師について述べた部分である。中国人にとことん酷い目に遭いながらも中国・中国人を美化し持ち上げなければならない白人宣教師たちの立場と事情。
この原著が出た4年後の南京攻略戦で、南京残留の白人宣教師たちがこぞって日本軍を悪人に仕立て上げた事情も見えてきて興味深い。
アメリカでは数年前に復刊された。現代でも通用する対「中国・中国人」のよい参考書と考えられたと思われる。
今や日本も中国を無視する立場はとれない。「中国人」は「中国人」、そういう連中なんだ、と諦めてお付き合いするしかないようである。
まあ、因果な隣人を持ったものである。
そこまでの経過が今現在の日本ではあまり語られないのと同じ様に、当時のアメリカにも全く届いていなかったその理由もよく分かった。真実を話すと援助が打ち切られてしまう宣教師。不買運動を恐れて中国の悪い話ができないビジネスマン。ああそういう訳だったのか・・・なんだか今と同じ。そんな中で立ち上がってしまったのが日本人だった。
在中米英の官民の大勢が「我々が何年もやるべきだと言っていた事を日本がやってくれた。」とある。にもかかわらず、国際世論を味方につけられなかった。「日本のミスは、武力行使までの経過を世界に向かって説明すべきだったのにしなかった事」なんていう外交下手なところは、なんだか今の日本そのものでは?
私のようなただの主婦が読むよりも、対中柔軟外交を推し進める政治家の皆さんにぜひぜひ読んでいただいて、中国人という人たちをこの著者のように理解し、同じ間違いを繰り返さないようにてほしい。
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