「アフリカ(の架空)の国で、反体制化リーダーを拉致。独裁者の大統領に面会がかなうので、その場で大統領を暗殺し、軍隊と戦って自らの力のみで逃走せよ!」という、もう聞いただけで成功の確率がゼロの嘘臭い話を各々の経済事情にて引き受けるしかなかった傭兵チームのお話。
第2作なのでチームのメンバーの個性を把握しているため、親近感をいだけるし、「強欲で裏切るに決まっている依頼者の大富豪」「その妹の美女(ちょっとこのキャラクターだけ「?」)」「傭兵ながら単純に金のためならなんでもする、というわけではないプライド」「絶対に仲間を見捨てない絆」「武器商人から購入する現代兵器のウンチク」「一度は成功するものも逮捕され、受ける激しい拷問」「独裁を支える残虐な軍事顧問」「再反撃と逃走」「最後は徒歩と拳銃のみの肉体戦」「やっぱり!裏切り」「ハッピーエンド」など、これでもかというぐらいの読みどころがテンコ盛り状態なので、かなり楽しめる。
もちろん、すべてが予定調和的に「お約束」どおりに流れるため目新しさはないものの、「傭兵型冒険小説」愛好者のみならず「ハリウッド・アクション映画」好きにもお勧めできます。次回作も期待。