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暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫)
 
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暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫) [文庫]

島田 荘司
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

さらし首の名所暗闇坂にそそり立つ樹齢2千年の大楠。この巨木が次々に人間を呑み込んだ?近寄る人間たちを狂気に駆り立てる大楠の謎とはなにか?信じられぬ怪事件の数々に名探偵御手洗潔が挑戦する。だが真相に迫る御手洗も恐怖にふるえるほど、事件は凄惨をきわめた。本格の旗手が全力投球する傑作。

内容(「BOOK」データベースより)

名探偵・御手洗潔、今回の相手は樹齢二千年を数える大楠か。さらし首の名所・暗闇坂にそびえる楠の巨木は、人を喰い、人を狂気に駆りたてる。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 680ページ
  • 出版社: 講談社 (1994/6/6)
  • 言語 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4061856944
  • ISBN-13: 978-4061856943
  • 発売日: 1994/6/6
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By radio5
形式:文庫
90年代に入ると、島田荘司氏は年1作のペースで御手洗潔シリーズの長編作品を発表していくことになりますが、これはその「新シリーズ」の一発目に当たる作品。
「人を食べる木」という一種の都市伝説。幻想的で不可思議な「童話」。スコットランドと日本を結ぶ、時空を超えた謎。そして驚愕のトリックと、強烈な読後感。

当代随一のストーリーテラー、島田荘司の真骨頂がここに炸裂!
90年代の、一連の御手洗シリーズでは最もクラシカルな本格ミステリの味わいながら、物語作家としての島田荘司の本領が最もよく発揮された作品の一つとして、心置きなくお奨めできる傑作です。
 
御手洗はこの時点ではあまり有名ではないですね。石岡君も元気ですよ。若い。

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 『アトポス』以降、全く、島田荘司氏からは、遠のいている自分ですが、『占星術』〜『アトポス』までの初期御手洗モノのなかでは、これが一押しです。
 作品の中心にそびえ立つ「人喰いの木」のイメージが圧倒的です。トリックよりも犯人よりもこの圧倒的なイメージがいい・・・島田荘司氏の脳内妄想が炸裂しています。
 島田氏の「本格ミステリ論」(なによりも幻想的な謎が重要)には、同調すべき点が多いのですが、実作を読むと不満が多い。謎を解体していく過程に必然性が弱い。古くさい言い方をするなら「人間」が描けていない。別に純文学的な「人間」を期待してはいない。ただ、謎が解明された際「犯人」の人間性が浮かび上がってくるのは重要ではないか?とは考えています。ようするに「トリック」と「犯人」が密接に結びついているいるかという点・・・・「こんな大掛かりことを普通は、しませんよ・・・いや、こういう人なら、こういう状況ならやっても不思議ではない。いや、やるのでは!!」と読者に思わせる事が重要ではないかという事。そうした視点で見ると『暗闇坂の人喰いの木 』も不満は多い。ご多分に漏れず、犯人の印象が薄い。御手洗や今後のシリーズで何度もでてくるかの人が大いにキャラ立ちしているのをみるにつけ、なんで犯人の印象が薄いが不思議なくらい。犯人の印象が薄いということは、裏を返せば、ミステリに重要な「意外な犯人」というファクターも弱いということにも繋がる訳です。読者に強烈なイメージがあるからこそ、その人が犯人だったと知ったとき「意外性」が浮かび上がってくる筈で、自分はこうした小説上の構成をミステリで「人間」を描くと考えるからです。多くのファンを敵に回すこと承知でいうなら、パズラーを書く才能が「島田荘司」には欠けているのでは・・・と思いたくもなる。

 では、「暗闇坂の人喰いの木」は、つまらないのか?いや、とんでもない。つまらないどころか恐るべき作品なのです。パズラーとしては、不満があっても、『人喰いの木』に翻弄された人々の話とみれば、これほど面白いお話も早々あるものではない。木に食べられたとしか思えない事件の数々、イングランドの巨人の家の謎、そして最後に明かされる恐るべき真実・・・本格ミステリ風「冒険怪奇談」とみるなら、最高の出来でしょう。トリックよりも犯人よりも「人喰いの木」がそびえたつ・・・このイメージ。「人喰いの木」は、「島田荘司」の何かしらを象徴しているのでは・・と思いたくもなる傑作です。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
樹齢二千年といわれる大楠にまつわる怪話し
目を背けたくなるかその場に立ち竦んでしまう
程の死に方にゾッとしました。
所々に見られる大掛かりなトリックはこの
作家ならではかもしれません。
ページを捲る事にハラハラ、ドキドキさせられ
ますが現実離れした事件だけにそれが面白いですね。
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最近のカスタマーレビュー
面白いけど、長いよ。
ページ数を見て驚かれることでしょう。
海外作品などではめったに
新書サイズでこのページ数は出てはきません。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: miyan☆ミ
ええっ!偶然?
全く評価できません。設定に無理矢理トリックを付けるから『偶然こうなった』という苦しいいいわけになってしまうのです。状況がアクロバティックなのは氏の作品の常ですが、... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: しょうへい
くらやみ坂
作品を読んでから横浜にある「くらやみ坂」に行ってみました。
そして、ハードカバー時にあった「くらやみ坂」の処刑場で斬首された首が並ぶ写真…。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: プログレ
だめ
どれほど物理的に不可能なトリックでも、名探偵が「そうなのだ」と言えば、皆が納得する。
突込みどころ満載という意味では楽しめるのかもしれない。
投稿日: 2010/3/17 投稿者: コロボックル
眠らない狂気に終止符を打つ! 御手洗が齎した夜明けとは?
横溢してるね島田の美学が。。単に謎解き小説というより,もっと総合演出的。どうやったら読者の興味を拡散させずに読み進ませる事が... 続きを読む
投稿日: 2010/2/15 投稿者: Martha Argerich
ホラーとして特化すべきだったと思う
この作品の魅力は本格推理物としての面と「人喰いの木」というキャラクターを基においた横溝正史ばりの、数十年続くどろどろとした謎によるホラー面の二つに分かれると思うが... 続きを読む
投稿日: 2007/11/4 投稿者: メンタルヘルス課長
悪癖を撒き散らした罪深き作品
本作から作者は長いだけの"こじつけ"小説の専門家になってしまった。本格ミステリの解決では須らく"こじつけ"の要素があり、作者の作品は全般的に偶然性に頼る傾向があっ... 続きを読む
投稿日: 2006/11/23 投稿者: 紫陽花
いかがわしい怪奇趣味ではピカ一
この作者の全作品中で、最も怪奇趣味にあふれる作品だとい思いました。まず、暗闇坂という舞台がすごくいい!じっさいに、横浜あたりにあるらしいですねこの町名は。そこに佇... 続きを読む
投稿日: 2006/10/3
ブレーズの『月に憑かれたピエロ』を聴きながら
日本が誇るべきNo.1のミステリー・キャラクター、『御手洗潔』とその相棒石岡君の第3作。後の重要なキャラクターにして島田氏の理想の女性像?((●^o^●))、レオ... 続きを読む
投稿日: 2004/7/3 投稿者: voodootalk
ブレーズの『月に憑かれたピエロ』を聴きながら
日本が誇るべきNo.1のミステリー・キャラクター、『御手洗潔』とその相棒石岡君の第3作。後の重要なキャラクターにして島田氏の理想の女性像?((●^o^●))、レオ... 続きを読む
投稿日: 2004/5/23 投稿者: voodootalk
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