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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ダークハンターの苦悩,
By ナホ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 暗闇の王子ーキリアン (ラズベリーブックス) (文庫)
前作「囚われの恋人−ジュリアン」のスピンオフですが、ヒーローがダークハンターという職業(?)なので以後に続く「ダークハンター・シリーズ」の第一弾という位置づけみたいです。ダークハンターとは、人間を襲うヴァンパイア達から人間を守る指令を与えられている闇の世界の正義の味方。 また、無念の死を遂げた際にあげる魂の雄たけびによって、女神アルテミス(今作もギリシアの神々が関わってます)がダークハンターへのスカウトにやってくる経緯を考えると悲しい過去を背負ったヒーロー達の集団でもあります。 そんなダークハンターの一人と出会ったのが、オカルト家族に囲まれながらも自分だけは普通の人間だと豪語するオカルト嫌いのヒロイン。 初めはヒーローを受け入れられず、罵ってばかりでしたが、行動を共にするうちに惹かれあい、彼の過去を知るにつれて、彼の心に巣くう闇の部分を取り除こうと献身的に接するようになります。 また、ヒーローもそんな彼女の存在に心癒されていくのですが、魂を持たず、年もとらず、子供も与える事が出来ない、人並みの幸せを与える事が出来ない自分の身に苦悩します。 住む世界がまるで違う二人が、どのように相手を思いやって行動するのか、最後まで目が離せない展開にドキドキしました。 心の葛藤や情熱的なシーンなどは前作に引き続き、さらに今作はアクションシーンが入っているのでかなり娯楽性が高い作品です。 最初の方に説明的な文章が多いのはパラノーマルでは仕方ないのかもしれません。世界観を理解したら後は一気読みでした。 すでにアメリカでは十三作も出ている人気シリーズらしいので、今後も楽しみなシリーズです。
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
翻訳の問題か?,
By 銀行員 (東京都品川区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 暗闇の王子ーキリアン (ラズベリーブックス) (文庫)
すでにシリーズ化されて13作目ということなので本国では人気があるのかと思いますが、ギリシャ神話のという色づけをなくせばかなりシンプルな話でした。主役二人のセリフも深みがなく、訳者にもっとボキャブラリーがあれば違う印象があったのではと思いました。このレーベルを購入したのは初めてですが、以前流行った超訳でもないので編集者ももっと原作を読みこんで、もう少し頑張って欲しいところです。どちらの出版が先なのかはわかりませんが、先に読んでいた同じくヴァンパイア物のノーラ・ロバーツの王女と闇の王子とかぶってしまいました。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
強くて脆いヒーロー,
By
レビュー対象商品: 暗闇の王子ーキリアン (ラズベリーブックス) (文庫)
前作「ジュリアン」の友、キリアンのお話です。といっても、こちらは人間からダークハンターへと変身したヴァンパイアの話。 ギリシャの神々も登場しますが、「ジュリアン」とは少し世界が異なります。 月の女神アルテミスに仕えるダークハンターは、魂を持たない肉体の戦士。 愛する妻に裏切られ何もかも失い、ダークハンターとなったキリアンは、 アマンダに出会い、持っていないはずの魂を揺さぶられます。 ヒロイン・アマンダは強く優しく、キリアンを助けようとしますが、 キリアンは過去のトラウマを乗り越えて人間に戻れるのか・・。 原題「Night Pleasues」 熱くて甘くて切ない世界を堪能あれ。 個人的にはジュリアンのほうが面白かったのですが、キリアンもなかなか。 ダークハンターシリーズとして続いていて、次回作はタロンが恋をするみたいです。
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