前著は快著でしたね(日本語が「?」だから名著とは言えないけれど)。
でも今回の本、二匹目のドジョウをねらったんだろうが、みごとにコケてます。
ご自分でちゃんと考えた経験のない話題につき、高校の教科書や参考書の記述を
コピー&ペースト気分で寄せ集め、リストラしただけ。
とりわけ、全巻の25%ほど占める「電気分解」と「電池」の章は、
書いてあることのほとんどが誤り(思いこみ)というシロモノですね。
高校の教科書が誤りだらけなんだから、まぁしかたないけど、
お買いになった皆さん、この2章だけは絶対に読まないほうがいいでしょうね。
全巻の6%を占める5章「遷移元素の酸化数」だけは役に立ちそうですが。
こんど何かお書きになるときは、とにかく科学の本なんだから、せめて
「数値と単位の間は1字アケ」という最低のお作法だけは守りましょうよ。