著者の漫画は全部購読しているのですが、今度の新作は「久々に面白いのがキタ!!」と思いました。
二つの呪いをかけられた狼王の主人公が盲目の少女と旅をする物語です。「主人公の呪いとは?」「盲目の少女とは一体?」といった謎や、二人の関係(距離感)も良い感じ。
呪いのせいで自分の意思に反して戦う主人公はキャラが立っていますし、見た目もかっこよくて魅力大。
童話に出てくる者が「悪魔」として主人公と戦うのですが、1巻に出てきた敵は皆「動機」があって良いですね。何のために人間を襲うのかが分かりますし。
様々な能力を持った敵を前に、主人公がただ単に力押しをするのではなく、どうやって倒せば良いのかを考えるあたりも面白いです。
童話やオペラに関する注釈もあって、読者が物語の世界観に入りやすいのもポイント。