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暁の円卓〈5〉失意の歳月
 
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暁の円卓〈5〉失意の歳月 [単行本]

ラルフ イーザウ , Ralf Isau , 酒寄 進一
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

20世紀のメッセージ 地の果てからの伝言……わだつみの声 命の重みはリトル・ボーイに聞け!

 本書は第五之書「失意の歳月」にあたります。第四之書「暗黒の歳月」の最後で愛するレベッカを誘拐されたデービッドは、文字通り「失意」の歳月を過ごします。  本書で描かれる時代は一九三九年から一九四六年までのおよそ六年間。前半はイギリス、後半は太平洋上と日本で、デービッドはこの時代を目撃することになります。  第二次世界大戦の敗戦国として日本とおなじように再出発し、おなじように経済復興をとげ、世界をリードする国のひとつとなったドイツ。そのドイツの一作家によって、日本の戦後がこのように描かれたのは、おそらくはじめてのことではないでしょうか。これまでデービッドがニッポンに深く関わるよう設定されてきたのは、この場面を無理なく書くためだったといっても過言ではないでしょう。そして、無条件降伏を迫られた当時のニッポンの政治家、軍首脳がいかに右往左往していたかが克明に描かれる一方で、戦勝国となる国々もまた戦後をにらんだ権力闘争に走りはじめていることもしっかり批判されます。この目配りこそ、ドイツの作家イーザウならではのものでしょう。もちろん自分の国であるドイツが当時犯した残虐行為に対しても厳しい批判の目を向けていることはいうまでもありません。  二一世紀は「戦後」ではなく、テロの世紀としてふたたび「戦中」になっているといえるかもしれません。そうした今の状況を知るためにも、一九四五年は重要な年といえます。連合国と枢軸国の勝敗をわけた年というだけでなく、二〇世紀後半の自由主義と共産主義の対立の構図を鮮明にした年であり、また人類が核戦争の脅威におびえる時代のはじまりでもあります。そして戦前の植民地主義が崩壊し、世界各地でしいたげられた人々が独立ののろしをあげはじめたのもこの年です。欧米日の列強によって恣意的に惹かれた植民地という境界線と、民族や宗教の境界線はいたるところでズレを起こし、そのひずみが今、中近東、南米、アフリカなどの各地で噴出しているともいえるでしょう。  その意味では、この第五之書で語られた歳月は、デービッドの人生のターニングポイントであると同時に、二十世紀のターニングポイントであります。いや、もしかしたら人類のターニングポイントなのかもしれません。

内容(「BOOK」データベースより)

第四之書「暗黒の歳月」の最後で愛するレベッカを誘拐されたデービッドは、文字通り「失意」の歳月を過ごします。本書で描かれる時代は1939年から1946年までのおよそ6年間。前半はイギリス、後半は太平洋上と日本で、デービッドはこの時代を目撃することになります。マッカーサー元帥の顧問となったデービッドが1945年8月、ニッポン潜入するところは、手に汗にぎる展開となります。ヒロシマ、御前会議、「終戦の詔書」の録音、皇居内でのクーデター、戦艦ミズーリの艦上でおこなわれた降伏調印式、そして1946年の天皇人間宣言。そのすべてにデービッドは関わりを持つという設定です。この第五之書で語られた歳月は、デービッドの人生のターニングポイントであると同時に、20世紀のターニングポイントであります。いや、もしかしたら人類のターニングポイントなのかもしれません。

登録情報

  • 単行本: 206ページ
  • 出版社: 長崎出版 (2004/12)
  • ISBN-10: 4860950496
  • ISBN-13: 978-4860950491
  • 発売日: 2004/12
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 718,104位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
1~4巻に比べると、厚さが薄いかもしれません。でも、内容はとっても濃いです。リトルボーイとは何かを知ってびっくりしました。この巻でレベッカの消息も分かります。主人公が、歴史上の人物と話したりするのはとても面白いです。歴史になぞられて書かれているので、○○のことはどういう結末になるかなどは分かるのですが、主人公の視点から書かれているし、どう行動するのかがみものです。
日本政府がこれからどうするか話あうシーンはすごくイライラしてしまいました。
主人公がどうするか気になって、どんどん読み進めてしまいます。読んで損はないと思います。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 1939年〜1946年。デービッドはイギリスの諜報部員となり、ドイツの暗号を解く鍵をつかむ。その後、アメリカで従軍記者となり、マッカーサーと知り合う――。

 天皇と幼馴染、という設定がこの終戦のための布石でしたか。
 これを、ドイツ人作家がデービッドという主人公の目を通して描いている、っていうのはなんだかすごいことですね。
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面白かった。 2005/4/12
形式:単行本
20世紀のメッセージ地の果てからの伝言・・・わだつみの声命の重みはリトル・ボーイに聞け!
暁の円卓シリーズ、面白かったです。
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