本書はKey作「智代アフター」をコミックにしたものです。
CLANNADの智代ストーリーや同作の智代アフターをプレイしていなくても内容が理解出来るように描かれています。
既に他の方も書かれているように、原作智代アフターをプレイし実際に涙した方々からの評価はイマイチになるのではないかと私は思います。それは鷹文や春原といった重要な登場人物がまるで表記されておらず、1巻完結といった制限からか内容が極端に薄いものとなっています。
また巻末における朋也の手術後の場面においては生死がハッキリされなかった原作とは違い、本書ではハッキリと描かれています。ですが、智代アフターが強く心に残っているのはあの終わりを迎え
「朋也はどうなったのか?」
「あの智代の後姿のCGで彼女はどういった表情をしているのか?」
「これからの人生、永遠の愛を手にした智代は独りで耐えていけるのか?」
など、想像を掻き立てられたからこそ高い評価を得たのだと私は思います。
本書の終わり方もありと言えばありなのかもしれませんが、原作でも描かれなかった結末を描いてしまうのもどうかと思いました。
〜余談〜
我らの「神なる春原」の神なる名言「僕、この町に戻る場所・・なくしちゃったんだね」くらい描いてほしかった・・。
「・・ありがとう・・お前のおかげでいい人生だったよ」すら描かれていないのはどういうことか。