ざっくりと言えば、地味、な漫画。
そして地味ゆえに、いい。
コテコテの萌え系は食傷気味、ゆるゆるな日常系は物足りない、そんな読者にぴったりだと思う。
キャラクターは、全員女の子。
田舎育ちで天真爛漫、訛りのきつい(←萌えポイント)転校生の晴。
最初の友達になったおっとり優等生の円は、半ば晴の保護者状態。
対人ツン対動物デレのお嬢様の舞子は人付き合いを敬遠しがちだが、晴達に巻き込まれて振り回される。
格闘大好き娘のつかさは男勝りな性格。そんなつかさが2巻で泣きそうになる1コマはなんだかとっても可愛い。
ネクラな紗苗は、晴たちの仲間入りを果たしてついに孤独とサヨナラ。しかし言動は相変わらず挙動不審。
別のクラスの岬は予知少女を自称するが、その実力はどうにも微妙。少しずつ晴達と絡む機会が増えてくる。
個性的だがぶっ飛び過ぎず、キャラ立ちと自然さが程々のバランスにある。読者に媚びるような極端な「個性」の濫発に逃げないあたりが、作者の手腕だと思う。
画力は高く、絵柄はスッキリ洗練されていて、初回から安定。
もっと売れて欲しい作品だ。