登録情報
|
最初のうちこそ、旧漢字の多さなどに読みづらさを感じるかもしれませんが、やがて美しく聡明でたくましい、不思議な魅力を持った
晴子に魅せられてゆくことでしょう。
また、相変わらず’まるで見てきたように’描かれるその取材力と筆力には圧倒されます。この上巻で圧巻なのは初山別の鰊漁の様子。
これまで、警察・工場・新聞社等、様々な「働く男」を熱く冷静に把握してきた高村さんですが、今作の北の農地に、あるいは遠洋の海に
働く男達はその集大成と言ってよいでしょう。相変わらずのクールな文体にかえって熱くさせられるのです。
ちなみに、家系図を描きながら読まれることをお薦めします。美しい晴子をめぐる様々な人間関係にも胸躍らせて下さい。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|