「生きる」ってなんだろう?
「仕事をする」ってなんだろう?
本書はそのような事を深く考えさせてくれます。
人は誰でも、他人の死を経験します。
人によっては、自らの死を選ぶかもしれません。
ただ、この世に産まれてきた人間は、誰だって「死」が怖いんです。
それとどう向き合うのか、本書はヒントをくれるかもしれません。
また、どんなに必死に仕事をしても、報われない時もあります。
私生活までもを犠牲にして、何のために仕事をしているのか分からなく
なってきてしまうことも、あるかもしれません。
そして残念ながら、近年 過労による自殺が後を絶ちません。
そのように仕事で悩み、答えが出なくて八方塞がりな人にも読んでもらいたい本です。
そして、結婚・出産を機に、自分の目標や夢を諦めかけてしまう女性が、
もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
この本は「自分らしく生きるにはどうしたらいいか」を教えてくれました。
私自身も子育て中で、この本を読んでとても気が楽になって、ホッとしました。
窪 美澄さんの書籍は今回初めて読みましたが、表現力がとても素晴らしく、
登場人物が目の前で生きているようなリアルさがありました。
このようなテーマの本は大抵が真剣すぎて気持ちが張り詰めるけれども、
読み進める中で、不思議と微笑んだり和んだり。
時には涙を流してしまいました。
特に深刻な悩みを持っている訳ではない私でさえも、本書を読み終えたときには、
「自然体で生きればいいんだな」と気持ちがとても楽になりました。
この本に出会えたことが、私の「人生の転機」になるかもしれません。
明日から、また明るく生きていきます。